股関節の痛みが辛い!ストレッチでしなやかボディーを手に入れよう

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

「股関節が痛いなぁ」と最近感じていませんか?

実は、股関節の痛みは早い人で30代後半の女性から見られる症状です。

人の動きの立つ、座る、歩くといった動作に大きく関わっている股関節。

日常の家事でも気が付かない内に、股関節に負担がかかっているのです。

今回はそんな辛い股関節の痛みを和らげるストレッチを紹介します。

家事の合間にもできる簡単なストレッチを取り入れて、健康で若々しく生活しましょう。

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1.股関節のストレッチを取り入れるメリット

股関節の痛みとは、実は股関節の周りの筋肉が硬くなってしまったり、股関節を支える筋肉が弱ることによって起こる痛みなのです。

女性は男性に比べて筋肉量が少なく、はじめは股関節が重たいまたは張る感じや、長く歩いた後の疲労感などによって股関節の痛みを感じるようになります。

股関節の痛みを緩和するストレッチを取り入れることで、痛みの緩和だけではなく美しい姿勢を保つことも期待できるんです!

詳しく股関節のストレッチのメリットを紹介します。

(1)下半身の血流を促す

股関節が硬くなってしまうのは、加齢や運動不足が関係していると考えられます。

下半身の血流が悪くなってしまうと、特に女性は冷え性になってしまう可能性が多いのです。

また、冷え性により生理痛や生理不順などの不快な症状も引き起こす事も。

冷えは女性にとって大敵といえますね。

ストレッチをして股関節を柔らかくすることで、血流を促して冷え性改善にも繋がります。

(2)むくみや姿勢改善に繋がる

股関節が硬いと骨盤が歪みむくみの原因にもなります。

脚のむくみはだるくて辛いですよね。

姿勢に至っては、骨盤が歪むことで猫背やO脚といった見た目にも悪い姿勢になる恐れも。

股関節のストレッチを行って、筋肉がほぐれると細胞へ栄養や酸素が運ばれ溜まった老廃物が排出されます。

これによって、むくみが改善されるのです。

さらに筋肉が柔らかくなったことで、骨盤の歪みも改善すれば体の軸が整い姿勢の改善に効果が期待出来ます。

(3)痛みを和らげる

股関節が痛いとは、なかなか他人には言いにくい部位です。

しかし、痛みが常にあるというのは本当に辛いですね。

股関節には太ももや腰の筋肉がたくさん集まっています。

デスクワークなど同じ姿勢で仕事をしている方などは、普段からも肩こりや腰痛などの筋肉の痛み、強張りを感じているのではないでしょうか?

悪い姿勢のまま過ごす習慣がついてしまうと、変形性股関節症などを引き起こすリスクがあり、専門医の診察を受けないといけなくなってしまいます。

痛みがあるからといって、動かさないでいると股関節周りの筋力が弱くなり症状が悪化するという悪循環に陥ります。

ストレッチをする事で股関節の可動域を広げ、安定性を高めることで痛みを和らげる効果が期待できます。

(4)ダイエット効果が得られる

股関節の近くにはおしりの筋肉もあります。

大きな筋肉で、歩く時の一歩を踏み出すのにも活躍しているおしりの筋肉。

毎日活躍するおしりの筋肉には疲れも溜まります。

疲れが溜まり筋肉が硬くなってしまうと座骨神経痛などの痛みの原因にもなってしまいます。

股関節の筋肉を鍛えると、自然におしりの筋肉も鍛えられるので、ヒップアップ効果が期待できますよ。

また、股関節を鍛えると骨盤の歪みを改善することが期待されます。

内臓の位置がずれていると、ぽっこりお腹の原因にもなってしまいます。

股関節のストレッチをして、周りの筋肉を鍛えることで健康で美しい身体を目指しましょう。

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2.おすすめの股関節のストレッチ方法

股関節の周りの筋肉を和らげ、筋肉を鍛えることが重要だということが分かりましたね!

股関節の筋肉を鍛える方法として、簡単にできるストレッチを紹介します。

ストレッチのコツは、筋肉をほぐす→伸ばすの順番で行うことです。

ストレッチは正しい手順を踏んで行いましょう。

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(1)座ったままストレッチ

一日の生活を通して、デスクワークなど座っていることが多い人は要注意!

普段何気なくしている「座る」という姿勢も気が付かない内に猫背になったりして正しい姿勢を保つことが難しくなってしまっています。

椅子に座ったときに脚を組んだり、床に座ったときに横座りやペタンコ座りをしていませんか?

脚を組んで座ると骨盤に歪みが生じます。

一日の多くの時間を座って過ごすなら、座っている時間をストレッチの時間にあててみましょう。

効率よく股関節を和らげる効果を得ることができますよ。

座りながらのストレッチは、仕事中でも自宅でテレビを見ながらでもできるのがメリットです。

身体を動かすことで気持ちもリフレッシュされて、仕事も家事効率もアップするかもしれません。

(2)寝ながらストレッチ

股関節が痛いとずっと立っているのも辛くなり、酷くなると歩くことも困難になってしまうケースも。

そこで、寝ながら行うストレッチを紹介します。

寝ながらできるストレッチなら立ったまま行うストレッチに比べて、身体にかかる負荷が軽くなります。

特に初心者の人は就寝前にも行える寝ながらのストレッチなら、寝転がりながらできるのでリラックスした気持ちでできますし、続けやすいのがメリット。

股関節に軽い痛みがあるなら、身体への負荷が軽い寝ながらのストレッチがおすすめです。

痛みのない範囲内で無理なく行うことがコツです。

はじめにおしりの筋肉をほぐしてゆっくり膝を伸ばして股関節を引っぱるイメージでやってみましょう。

次にこちらのストレッチも続けてやってみましょう。

2つセットで行うと効果も2倍!

どちらのストレッチも無理なくできる動きになっていますので、痛みを感じない程度に頑張りすぎないでやることが続ける秘訣になります。

(3)フォームローラーを使ってストレッチ

フォームローラーって聞いたことがありますか?

フォームローラーはフィットネス用品の1つで、ストレッチの他にもトレーニングにも使えるフィットネス用品です。

フォームローラーでストレッチを行うと外側の筋肉がゆるんできます。

また、インナーマッスルと呼ばれる内側の筋肉が刺激されるのです。

この刺激で関節が正しい位置に戻って背骨が本来の位置に来ることで、身体の歪みを矯正する効果が得られます。

フォームローラーを一つ持っていると股関節以外のストレッチにも応用して使えるので、自宅で定期的に全身のストレッチをするなら手に入れたいアイテムです。

フォームローラーはノーマルタイプと、サイズが半分のハーフタイプがあります。

ノーマルタイプは長さ98㎝で価格が10,000円足らず、ハーフタイプは長さ40㎝で価格7,000円位です。

ハーフタイプは2本セットで販売されていますので、用途によって選んで使ってみましょう。

3.ストレッチを行う注意点

ストレッチをせっかく行っても、間違った方法ではかえって逆効果になってしまします

ストレッチをやりすぎてしまうと伸張反射によって、逆に筋肉が硬くなってしまうのです。

実はストレッチについては間違った認識が多いのも事実。

ここでは、ついやってしまいがちな間違った方法や注意点を紹介します。

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(1)痛くなるまでストレッチをしない

股関節が痛くてストレッチをしているのに、ストレッチをすることで更に痛くなってしまっては本末転倒です。

本来は筋肉を伸ばして柔らかくすることが目的のストレッチ。

筋肉には伸張反射があり、筋肉が急に伸ばされると反射的に縮もうとする仕組みのことをいいます。

長い間強い刺激を与えると、筋肉はかえって硬くなってしまうのです。

強く引っ張たり、痛いのに我慢してストレッチをすると逆効果になってしまうのは避けたいですよね。

ストレッチをするなら、筋肉が伸びていることを感じつつ「イタ気持ちいい」位がちょうどいいのです。

慣れてくれば筋肉の可動域も広がってくるので、少しずつ無理をしないで行いましょう。

(2)食後のストレッチをしない

朝イチ運動をするのは清々しくて健康的なイメージがありますね。

運動をする前も身体を温めるために、ウォーミングアップは大切です。

ストレッチも同じで、始める前に身体を温めてから行わないとケガをする原因にもなりかねません。

では、食後なら「お腹も満足して眠気防止にストレッチをやろう」と思いがちですがこちらもNGです。

食後は消化・吸収のために胃や小腸、肝臓などの消化器官に大量の血液が集められます。

このタイミングでストレッチをしてしまうと、消化のために必要な血液が全身の筋肉に分散されるのです。

その結果、本来消化・吸収に必要な血液が不足してしまうため、消化不良になってしまいます。

消化不良を防ぐためにも食後30分はストレッチは避けましょう。

そのため、朝のストレッチは起きて朝食後30分がベストということになります。

(3)ライフスタイルに合った時間帯にストレッチを行う

ストレッチをするのにはある程度時間を決めてから行うことがおすすめです。

無理なく自分の体のタイプとライフスタイルに合わせて時間を決めると長続きをすることができます。

例えば、朝スッキリした気持ちで一日に臨みたいと思っている人は、出勤前の時間が良いでしょう。

主婦の人など家事で毎日が忙しいなら、ホッとした時間やテレビを見ながらでも座ったままできるストレッチなら無理なく続けられそうですね。

身体が硬いと自覚している人は、身体が一番温まるお風呂上がりが一番適切な時間ですよ。

このように、ストレッチがストレスにならないように工夫することが重要です。

慣れるまでには少し大変かもしれませんが、まずは2週間継続して習慣化しましょう。

自分にピッタリの時間を見つけてストレッチをしましょう。

4.ストレッチをしても痛いなら病院へ行こう

ストレッチをしても痛みが取れない、かえって痛くなってしまったなら病院に行きましょう。

そもそもストレッチをやりすぎるとどのようになるのでしょうか?

無理なストレッチは行わないで、少しずつ自分の体調に合わせることを心掛けることがポイントです。

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(1)筋肉を傷めてしまう

ストレッチをしていると「痛い」と同時にその痛さが「気持ちいい」とさえ思えてきてしまうことがあります。

しかし、その「イタ気持ちいい」の度を越えてしまうと筋肉を傷めてしまうことになってしまいます。

あまりに無理なストレッチをすると、オーバーストレッチといって筋肉を傷めてしまうことになってしまうのです。

痛いからといってまた更にストレッチをして筋肉を伸ばすのは危険です。

しばらく時間が経っても痛みが治まらないなら、専門医に診てもらいましょう。

(2)股関節を傷めてしまう

股関節のストレッチには痛みを和らげる効果がありますが、負担を掛け過ぎることによって逆に股関節を傷めてしまうことがあります。

股関節が痛くてはじめたストレッチで、股関節を傷めてしまっては意味がありません。

ストレッチを行う時は徐々に身体に負荷を与えましょう。

万が一傷めてしまった場合は、患部を冷やすと炎症を抑える効果があります。

そして、傷めた患部はマッサージなどせずに何もしないで安静にすることが大事です。

患部を冷やして安静にしても痛みが引かないようなら、専門医を受診しましょう。

5.まとめ

ストレッチをすることで股関節の周りの筋肉を鍛えられて股関節の痛みも緩和されてきます。

痛みの緩和だけでなく、骨盤の歪みの解消や姿勢も良くなりヒップアップにも効果があるなど、魅力にあふれた股関節のストレッチ。

しかし、はじめから無理をしない方法で始めることをおすすめします。

何ごとも継続することでいい結果が得られるように、ストレッチもあなたのライフスタイルに合わせたメニューを選んで続けることが目標です。

筋肉が柔らかくしなやかな身体は血流もよくあなたの顔色も明るく見えるようになります。

美しい姿勢と痛みから解放された毎日を手に入れるために簡単なストレッチからはじめてみましょう。

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