【12月号】冷え改善に役立つ食事とは?

2024.12.20

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

 

師走に入り、ますます寒くなりましたね。カイロを貼ったり、厚手の手袋に変えてみたり…
皆さんはこの冬どのような防寒対策をしていますか。

今日は体の中から温める冷え対策と「食事誘発性熱産生(DIT)」について見ていきましょう。

 

そもそも冷えの原因って?

冷えにはさまざまな原因がありますが、主に次のような要因が挙げられます:

  • 血行不良
    ストレスや運動不足、不規則な生活習慣が原因で血流が滞ると、手足など末端部分が冷えやすくなります。また、やせ型の方も冷えの原因となるとも言われています。
  • 筋肉量の不足
    筋肉は体内で熱を生み出す大切な器官です。特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、冷えを感じやすい傾向があります。

これらの原因を改善するためには、血行を促進する運動や生活習慣の見直しに加えて、体を温める食事を意識的に摂ることが大切です。

 

体を冷やす食材とは

実は、普段何気なく口にしている食材の中には、体を冷やしてしまうものもあります。以下のポイントを覚えておきましょう。

冷えを招きやすい食材の特徴

  • 水分が多い食材
    きゅうり、トマト、なすなどの野菜は水分が豊富で、体を冷やすと言われています。
  • 生野菜や冷たい飲み物
    サラダを食べる際は、なるべく温野菜にするなど、調理法で工夫をしましょう。また、冷たい飲み物よりも、温かいスープやお茶を選ぶのがおすすめです。

これらをすべて避ける必要はありませんが、冷えが気になる場合は量を調整し、摂りすぎに注意しましょう。

 

身体を温める食材を積極的に取り入れよう

次に、冷え対策として積極的に摂りたい「身体を温める食材」をご紹介します。

  • にんじん、大根、ごぼう、れんこんなどの根菜類                     根菜類の中には、調理法を工夫することで体を温めるものがあります。煮物やスープにするのがおすすめです。
  • 香辛料やスパイス
    生姜、にんにく、唐辛子などの香辛料は血行を促進すると言われています。生姜湯やスパイスカレーなどに取り入れると、ポカポカ感が持続します。

おすすめレシピ

  1. 根菜たっぷりの具だくさん味噌汁
    大根やにんじん、ごぼうをたっぷり入れた温かい味噌汁は、身体を芯から温めてくれます。
  2. 生姜入りのホットドリンク
    紅茶やお湯にすりおろした生姜とはちみつを加えれば、簡単にできる生姜ドリンクの完成です。
  3. スパイスを効かせた煮込み料理
    唐辛子やクミンを使ったスパイシーなシチューやカレーは、寒い冬にぴったりのメニューです。

 

食事誘発性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)について

食事をすると、体がポカポカする感覚を感じることがありますよね。

DITとは、食事を摂取した後にエネルギーを消化・吸収・代謝する過程で発生する熱のことを指します。食事を摂るだけでエネルギーが消費され、体内で熱が生まれるため、DITは体を内側から温める作用があります。この効果を上手に利用することで、冷え対策につながります。

実は栄養素の種類によって食事による熱産生は異なります。たんぱく質のみを摂取した時は摂取カロリーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%です。

つまり、食事を抜いたり、偏った食事をしていると食事による熱産生も下がる可能性があるので、食事の時間を規則的にし、色んな食材を組み合わせて摂りましょう。

 

適度な運動も忘れずに!

冷え性対策には、食事だけでなく適度な運動も重要です。軽いストレッチやウォーキングを取り入れることで血流が良くなり、冷えが和らぎます。また、日中の体温を高めるためにも朝食はしっかり摂り、1日を活動的に過ごすことを意識しましょう。

冷え対策には、体を温める食材を意識的に取り入れることが大切です。この冬は、根菜や発酵食品を使った温かい料理を楽しみながら、体の内側からアプローチしましょう!

寒い中でも、食事と適度な運動を組み合わせて、この冬を元気に乗り越えていきましょうね!

 

 

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