我慢だけが節酒じゃない!「肝臓」をいたわりながら痩せる賢い飲み方

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

健康診断に向けて、「お酒や甘いものを控える」という目標は、多くの方にとって大きな壁になりがちです。 でも、すべてを我慢する必要はありません。大切なのは「量」と「飲み方」のコントロールです。

今回は、我慢が苦手な方でも実践できる「節酒アクション」と、知っておくべき肝臓の豆知識をご紹介します。

そもそも「脂肪肝」ってなに?

よく耳にする「脂肪肝」。これは、肝臓の細胞の30%以上に中性脂肪がたまっている状態を言います。

原因はシンプルで、「摂取エネルギー > 消費エネルギー」になること。 使いきれなかった余分なエネルギーは中性脂肪につくり替えられ、お腹周りだけでなく肝臓にも貯蔵されてしまうのです。

年間で−6kgも夢じゃない!?「魔法の計算」

お酒が好きな方に朗報です。 完全な「禁酒」をしなくても、選び方を変えるだけで大きなダイエット効果が期待できます。

 大人のための節酒アクション:サイズ変更の魔法 

毎日500ml缶のビールを飲んでいる場合…

  1. サイズを減らす: 350ml缶にするだけで マイナス 60kcal
  2. 種類を変える: さらに低カロリー/低糖質の発泡酒などに変えると もっとマイナスに!

もし「500mlの通常ビール」を「350mlの低糖質ビール」に変えた場合、年間で抑えられるカロリーはなんと 43,800kcal! 脂肪1kgは約7,000kcalなので、計算上は1年で約6kgの体重変化が見込めることになります。

「とりあえず500ml」を変えるだけで、来年の健診結果は大きく変わるかもしれません。

酔いにくく、太りにくい飲み方のコツ

お酒を飲む際は、肝臓への負担を減らすために以下の2点を意識してみましょう。

  • 食事と一緒に飲む アルコールは空っぽの胃を素通りして小腸に入ると、すぐに吸収され、血中アルコール濃度が急上昇します。食事と一緒にゆっくり飲むのが鉄則です。
  • 「水」を味方につける アルコール度数の高いお酒は水や炭酸水で割りましょう。 また、減らしたお酒の分を「炭酸水のチェイサー」に置き換えるのもおすすめ。炭酸の刺激で満足感が得られ、飲み過ぎを防げます。

お酒だけじゃない!「甘いもの」との賢い付き合い方

肝臓に負担をかけるのはアルコールだけではありません。お菓子に含まれる「砂糖(糖質)」や果物のとりすぎも、余ると中性脂肪として肝臓に蓄積されます。 「お酒は飲まないけど、甘いものがやめられない」という方は、以下の3つの工夫を取り入れてみましょう。

嗜好品(おやつ)調整の3つのコツ

1 「個包装」を選ぶ 

大袋のスナック菓子は「やめ時」を見失いがちです。最初から小分けされたものを選ぶか、食べる分だけをお皿に出して、残りは棚の奥にしまいましょう。「これだけ」と視覚的に決めることが食べ過ぎを防ぎます。

2 「時間」を味方につける(午後3時まで) 

夜遅い時間の甘いものは、そのまま体脂肪として蓄積されやすくなります。食べるなら脂肪を溜め込みにくい午後3時頃までの時間がおすすめです。

3 「質」を変える

洋菓子(ケーキやクッキー)は脂質と糖質を多く含みます。これらを以下のような「栄養がとれるもの」に変えてみましょう。満足感を得ながら肝臓への負担を和らげることができますよ。

  • ギリシャヨーグルト: たんぱく質やカルシウムが豊富で、濃厚なので食べ応えがあります。
  • 冷凍フルーツ :ビタミンが多く含まれます。シャーベットのような食感を楽しめるので、アイスクリームの代わりとしてもおすすめです。(※果物は糖質が多いので食べすぎには注意!)

肝臓ケアは全身の健康につながる

食事、運動、そしてお酒のコントロール。これらは肝臓を守るだけでなく、気になる中性脂肪や血糖値の改善にも直結します。 

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、自分では不調に気づきにくい場所です。だからこそ、数値が悪くなる前の「日頃のケア」がカギを握ります。 無理なく続けられる「賢い飲み方」や「休肝日」を取り入れ、自信を持って健康診断を迎えられる体を作っていきましょう。

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