体重も食事も、これひとつで
2020.02.26
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「何もしたくない…どうしてやる気がでないのだろう…」
「何もしたくないときの対処法ってある?やる気がでる方法ってないの?」
会社へ行くのが面倒だ、仕事が手につかない、やることがあるのに家でボーっとしていたいなど、何もしたくないときってありますよね?
どんな人にでも「何もしたくない」と感じることはあるでしょう。
しかしちょっとした生活習慣の見直しで、やる気や行動力を高めることもできるのです。
この記事では、何もしたくない状態になる原因と、何もしたくない状態から抜け出すきっかけとなる方法を紹介します。
やる気がでるコツを掴めば、新しいことにもチャレンジできるかもしれません。
ぜひ参考にしてください!
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ここでは何もしたくないときの原因について説明します。
自分にも当てはまるものはないかチェックしてみましょう。
ストレスと感じると活気の低下、イライラ、不安、気分の落ち込みなどの精神的な影響だけでなく、頭痛や胃痛などの身体的な影響を受けることがあります。
厚生労働省の調査によると、働く人の約6割がストレスを感じているといわれています。
とくに仕事をや家事、子育てなどが忙しくなる30代~40代は、ストレスを感じる機会も多くなるでしょう。
何もしたくないと感じることが増えてきたら、ストレスが溜まっているのかもしれません。
疲れがたまり「何もしたくない」と感じることは誰にでもあることでしょう。
体に疲労が蓄積すると、やる気が出ない、だるさを感じる、集中力がなくなるといった症状が現れることもあります。
疲労を感じるなら休むことが大切ですが、なかなか休めない状況も少なくないでしょう。
疲労の蓄積には、睡眠不足や体調不良なども影響します。
平日は仕事、休日はプライベートとアクティブに活動していたのに、急に何もしたくないと感じるときは、体に疲れが溜まっているのかもしれません。
大きなことを成し遂げたときや、目標としていたことを達成したときなど、燃え尽きた気持ちになったことはありませんか。
心にポッカリ穴が空いたように「何もしたくない」と感じてしまうこともあるでしょう。
これは「燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)」と呼ばれるケースもあります。
情熱を注いできた出来事や没頭してきた物事に対し、燃え尽きてしまったかのように何もしなくなってしまう現象です。
なかには社会適応能力が著しく欠落してしまうケースもあるそうです。
生活のなかでも、無気力感に陥ってしまう様々なシーンがあることでしょう。
今まで毎日のように夢中になっていたことがなくなると、喪失感が強くなり「何もしたくない」と感じてしまう可能性もあるのです。
マンネリな毎日が、何もしたくない状態を生む原因となっているケースもあります。
朝起きて出勤し、毎日同じメンバーと顔を合わせ同じ仕事をし、休憩時間も同じ場所で昼食を食べ、同じ時間に同じ経路で帰宅し、同じ時間にお風呂に入って同じ時間に寝る…など、何年も「同じ」を続けていると、さすがに飽きてしまうでしょう。
「私の人生って、このままでいいのかな?」「自分は毎日なにをやっているのだろう…」と考え、モチベーションを保つのが難しくなるかもしれません。
モチベーションが低下すると、行動する活力が湧かずに悪循環となってしまうケースも考えられます。
刺激のない生活が続くことで、興味のあることや夢中になれることが見つけられず「何もしたくない」と感じてしまう可能性もあるのではないでしょうか。
悩みを抱えている状態では、ほかのことに手がつかなかったり考えられなかったりしてしまうものです。
仕事内容や職場の人間関係、家族に関する悩み、お金の問題、将来の不安など抱えている悩みによって意欲が低下する可能性もあります。
体調不良も、何もしたくないと感じる原因となることでしょう。
例えば何もしたくないと感じていたら風邪の引きはじめだったというケースもあり得ます。
不健康な生活や睡眠不足もモチベーションに影響する可能性があるので注意です。
ここでは、何もしたくないときの対処法を紹介します。
何もしたくないのなら、何もしないことも選択肢のひとつです。
心身が疲労しているときは、無理に何かをしなければと焦らずに、休むことも大切です。
ゆっくりとお風呂に浸かり、好きなものを食べて、好きなだけ寝てみるなど休むだけのために休日を活用してみてはいかがでしょうか。
ひと月に1回くらい「何もしないでしっかり休む日」を決めておくと、その日を目標に頑張れるきっかけになるのではないでしょうか。
ゆっくり休むことを「怠けている」と考えてしまってはいませんか?
心身が休みを欲しがっているシグナルを無視してしまうと、体調不良や精神的な負担のきっかけになるかもしれません。
怠けていると自分を責めずに、疲れたり悩んだりしたときは休みを取り入れ、心身ともにリフレッシュすることが大切です。
一般的に生理前には何もしたくないと感じることは多くありますが、その症状が強いならPMSかもしれません。
PMS(月経前症候群)は、生理前の3~10日くらいに精神的、身体的に起こる症状です。
PMSの原因はまだ完全に解明されたわけではありませんが、女性ホルモンの変動が関係しているといわれています。
生理が始まると、PMSの症状は軽くなったり消えたりすることが特徴です。
生理前や生理中には腹痛や眠気など、何かしらの症状がある人も多く、人によって症状の感じ方も違うでしょう。
生活に支障をきたすような重いPMSを感じる人は全体の約5.4%とされ、以下のような症状が強く起こるとされています。
おもな症状 | |
---|---|
精神的なもの |
など |
身体的なもの |
など |
出典元:公益社団法人 日本産科婦人科学会
上記のような症状があると「何もしたくない」となるのは無理もありません。
症状が強いと感じたら無理はせず、医師や専門家へ相談することをおすすめします。
ストレスへの対策として、休養、レクリエーション、リラックスを取り入れることが重要です。
ここでは何もしたくない毎日から抜け出すきっかけとなる7つの方法を紹介します。
ぜひ試してみてくださいね!
自分に合いそうなものや始められそうなものから取り組んでみましょう。
各項目についての詳細は、次から説明していきます。
外出することで気分転換や新しい発見などがあり、何もしたくない状態から抜け出せるきっかけになるかもしれません。
たとえば帰宅時にひと駅前で降車して散策してみたり、会社の近辺を歩いてみたりするだけでも、新しい発見が期待できるでしょう。
休日を利用して行ったことのない場所や、懐かしいと感じる場所へ行ってみてはいかがでしょうか。
パワースポットや絶景スポットへ出向いてみるのもいいでしょう。
友人や恋人を誘って思い出を共有するのも効果的かもしれません。
外出することが楽しく感じるようになれば何もしたくない状態から抜け出せるきっかけとなるのではないでしょうか?
好きなアーティストや懐かしい音楽、自分がリラックスできたり前向きになれたりする音楽を聴くことで、何もしたくない状態を改善できるきっかけになるかもしれません。
音楽はメンタル面での治療にも活用されています。
「音楽療法」としてさまざまな効果が期待できるともいわれているのです。
音楽療法で期待できるおもな効果 |
など |
---|
出典元:「音楽療法」健康長寿ネット,2019年11月 8日更新(最終閲覧日2020年2月14日)
気持ちを前向きにする効果も期待できるので、生活の一部に音楽を取り入れてみてはいかがでしょうか。
モチベーションを上げるためにも、なにかを達成したら自分へのご褒美を用意するのも効果的かもしれません。
「行動できたら欲しいものを買う」など自分を奮い立たせるような状況にしておくのもいいでしょう。
明確な目標やご褒美があることで、何もしたくない状況から脱出できるかもしれません。
小さなことでも達成するたびに、楽しみが待っていると思うと行動力も上がるでしょう。
不規則な生活を続けていると、活動能力や感情が不安定になるとされています。
そのため「何もしたくない」と感じることがあるかもしれません。
睡眠、食事、運動を意識しながら生活リズムを整えることで、行動力にも繋がるでしょう。
たとえば朝食は体や脳を起こす効果があるとされています。
朝は決まった時間に起きて朝食を食べるだけでも、普段の活動が変わるかもしれません。
適度な運動は気持ちや体をリラックスさせたり、ネガティブな感情を発散させたりする効果があります。
運動を習慣化することで、寝付きがよくなったり眠りが深くなったりする効果も期待できます。
質のよい睡眠を取り気持ちも安定すれば、自然とやる気が湧いてくるかもしれません。
家族や友達など信頼できる人と話をすると、自分の気持ちが整理できたり新しい目標が見つかったりすることもあるでしょう。
自分のことを理解してくれている人たちから、アドバイスを受けたり励ましてもらうこともモチベーションを高めるためには大切です。
自分の悩みや考えごとを、違った目線から見てくれたり、客観的な意見をもらえる可能性もあります。
なにより親しい人たちと過ごす時間は、気持ちも前向きになりリラックスできるでしょう。
最近は忙しくて職場などでしか会話をしていないなら、家族や友達と会話する機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
スポーツは楽しみながら体を動かすことができるため、習慣化するとさまざまなメリットを得られます。
運動をすると発汗や血行促進など身体面へのよい影響が期待できるほか、気分転換を図れる可能性があるからです。
またチームで取り組むスポーツには交流が生まれます。
目標を設定して挑戦することが活力になるかもしれません。
思い切ってスポーツを始めることが、何もしたくないという状態から抜けだすきっかけになる可能性もあります。
おいしいものを食べることがストレス解消法!という人も少なくはないでしょう。
おいしいものを食べると不思議と会話も弾みます。ひとりではなく友達や家族と食事を楽しむことで、よりリラックス効果が期待できるのではないでしょうか。
たとえば、月に1度くらい友達と外食する日を決めておくと、その日に向けて頑張るというモチベーションを保つことも期待できます。
また、友達や家族と会話する機会も増えて、悩みなどを相談しやすい環境をつくれることも期待できるのではないでしょうか。
もちろん、ひとりで好きなだけおいしいものを食べることもストレス解消となりますが、食べすぎには注意しましょう。
さまざまな対処法を紹介しましたが、それで「何もしたくない」という状態が続くようなら、うつの可能性もあるかもしれません。
「自分は大丈夫」と考えがちですが、厚労省が提供するチェック項目に心当たりがある場合は、医師や専門家への相談をおすすめします。
症状 | |
---|---|
メンタル面 |
|
身体面 |
|
行動面 |
|
出典元:「ストレスとは」こころの耳(最終閲覧日2020年2月14日)
上記のような状態が続くようなら、うつの可能性があるかもしれません。
何もしたくない状態が続くときは、医師の診断を受けることをおすすめします。
うつなど心の病気のほか、別の病気の可能性もあるからです。
早めに原因を把握し、医師や専門家の指導のもと、適切なアプローチで対処しましょう。
何もしたくない原因は、疲れなどの身体的なものであったり、ストレスなどのメンタル的なものだったり、さまざまなことが考えられます。
疲れをリセットすることや、ストレスを解消できるような習慣をつけることで「何もしたくない」に対処できる可能性があるので、ぜひ試してみてください。
※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2020年1月20日)のものです。また、画像はイメージです。
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