水泳をする嬉しい3つの効果とは?メリット・デメリットを徹底解説

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

「水泳にはどんな効果があるの?」とお調べですね。

水泳には嬉しい3つの効果が期待されています。

しかし、デメリットや注意点もあるため、事前に知っておかなければ「こんなはずじゃなかった!」と後悔しかねません。

そこで今回は、水泳の効果、メリット・デメリット、注意点を詳しく解説します。

始めるのであれば揃えたい持ち物も紹介しているので参考にしてください。

水泳を始めて、健康的な体を手に入れましょう。

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1. 水泳をすることで期待できる効果

水泳は「体に良い」と言われることが多いですが、その理由は水泳に期待できる効果を知ることで理解ができます。

水泳によって期待できる効果は、以下の通りです。

  1. カロリーの消費
  2. リラックス
  3. 筋肉がつく

水泳による効果について、詳しく確認していきましょう。

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水泳のダイエット効果を徹底検証!効果的な泳法を基礎から学ぼう

効果1. カロリーの消費

水泳をすると、カロリー消費が期待できます。

消費カロリーは、その運動の強度と体重、時間によって計算することができます。

運動の強度は、国によって定められており、METsという単位で表されます。

METs値をもとに以下の式で消費カロリーを求めることができます。

消費カロリー=METs×運動時間(h)×体重(kg)×1.05

安静時の運動強度を基準となる1とし、たとえば散歩やゆっくりとしたウォーキングは3METsとされています。

水泳のMETs値は泳法によって異なります。

主な泳法のMETs値は以下の表の通りです。

泳法 METs値
背泳ぎ 7
ゆっくりしたクロール 8
立ち泳ぎ 9.8
速いクロール、バタフライ 11

同じ有酸素運動の中でも、ウォーキングなどに比べ水泳は運動強度の高い、消費カロリーの多い運動と言うことができます。

効果2. リラックス

水に浮いて体の力を抜くことでリラックス効果が期待できます。

リラックス目的で水泳をするのであれば、無理に泳ぎ方をマスターする必要はありません。

ふわふわと水中に浮くだけでもリラックスすることができます。

泳ぎが苦手な人は、浮き輪やボードを使って挑戦してみましょう。

効果3. 筋肉がつく

水泳は水の抵抗を感じながら体を動かすことになるため、筋肉がつきます。

常に水圧がかかっているため、全身が鍛えられると言われているのです。

陸上では普段使わない筋肉を使うこともあるので、多少の筋肉強化につながるでしょう。

ただし、水泳はカロリー消費が中心の運動です。

筋肉を大きくしたいのであれば、筋トレをした後に水泳をするといった運動方法を採用しましょう。

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2. 水泳を始めるメリット

水泳を始めるメリットは4つあります。

  1. 年齢を問わない
  2. 短時間でカロリー消費できる
  3. 体の負担が少ない
  4. 質の良い睡眠がとれる

それぞれのメリットについて、詳しく確認していきましょう。

メリット1. 年齢を問わない

水泳は、赤ちゃんからお年寄りまで楽しむことができます。

子供の頃にスイミングスクールへ通っていた人も多いのではないでしょうか。

一度泳ぐことを覚えると、何年か経ってもまた泳ぐことができます。

もちろん、正しいフォームが崩れていたりやスピードが落ちたりすることはあるでしょう。

しかし、泳ぐこと自体はできるのです。

今後、歳をとっても泳ぐことで運動をすることができます。

いつからでも始められるのもメリットと言えるでしょう。

メリット2. 短時間でカロリー消費できる

水泳は、他の運動と比べても、短時間でカロリーを消費することができる運動です。

1カ月で1kg減を目標にすると、1日240kcalを消費する必要があると言われています。

それを水泳で消費しようとすると、必要な時間は約29分です。

体重60kgの方が脂肪組織1kgの燃焼に必要な消費エネルギーは、7,000kcalです。

1カ月かけて1kg痩せるとして1日あたりに必要な消費エネルギーになおすと、240kcalとなります。

240kcalをゆっくりとしたクロールで消費しようとすると、必要な時間は約29分です。

一方で、ウォーキングだと、同じ240kcalを消費するためには約76分歩き続けなければなりません。

このように、短時間で効率の良いカロリー消費が期待できるため、忙しい現代人におすすめの運動方法と言えます。

もし、多くのカロリー消費を目指すのであれば、仕事帰りにウォーキングをするよりも水泳をした方が効率的なのです。

メリット3. 体の負担が少ない

水泳は体に負担がかかりにくい運動方法です。

運動を日常的に取り入れたいと思っても、体重が重かったり足腰に不安があったりすると運動をしづらいことがあります。

確かに、ランニングやウォーキングなどの運動は下半身へ負担がかかってしまいますよね。

初めは継続していたけれども、「膝に負担がかかって痛くなってきた」といって、運動を続けられなくなる人もいるのです。

しかし、水泳では浮力によって体の負担が軽減されます。

実際に、怪我をしたスポーツ選手が体への負担が少ない水中トレーニングをすることもあるのです。

このように、体重の重い人や足腰に不安のある人にはおすすめの運動といえます。

メリット4. 質の良い睡眠がとれる

水泳は質の良い睡眠をもたらすメリットがあります。

運動強度が高い水泳は、心地よい疲労感を伴う運動です。

日中の適度な運動は深い睡眠をもたらすと考えられているため、水泳をすることでよく眠ることができるようになります。

また、寝不足が続くと食欲が増大することが分かっているので、ダイエットのためにも快眠は大切です。

このように、水泳による直接的な効果以外にも、水泳にはたくさんのメリットがあります。

多くの人におすすめできる水泳ですが、もちろんデメリットもあります。

次の章で見ていきましょう。

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3. 水泳のデメリット

水泳をするデメリットは以下の3つです。

  1. 家で気軽にできない
  2. 水着を着なければならない
  3. 水泳後の身支度が大変

水泳を始める前にデメリットを十分に理解しておきましょう。

デメリット1. 家で気軽にできない

当然ですが、プールのない家では気軽に泳ぐことはできません。

水泳をするためには、スポーツジムや市営プールなどを利用する必要があります。

「いつでも気軽に運動をしたい」と考えているのであれば、おすすめできない運動方法です。

デメリット2. 水着を着なければならない

水泳をする為には、水着を着ないといけません。

そのため、ダイエット目的で水泳を考えているのであれば、初めは恥ずかしいと思う人もいるでしょう。

水着を購入し、人前で水着になる勇気のない人には少し無理のある運動方法かもしれません。

ダイエットのために水泳をしている人も多いため、人の体型を見たり評価するような人はいないと思いますが、本人の気持ちの問題です。

気になるようであれば、体型に自信がつくまでは水泳は控えましょう。

デメリット3. 水泳後の身支度が大変

水泳は他の運動と比べて身支度が大変です。

塩素の入ったプールで泳いだのであれば、その後必ずシャワーを浴びなければなりません。

髪の毛を乾かしたり、メイクをしたりと、面倒なことが多いです。

濡れた水着やバスタオルを自宅まで持って帰るのも大変でしょう。

そういった意味で、気軽に取り入れられる運動とは言い切れません。

以上が、水泳のデメリットでした。

逆にこれらのことが「大丈夫」と思えるのであれば、あなたに水泳は向いているといえます。

また、水泳を始めようと思っているのなら、次の章で注意すべきことを確認しましょう。

4. 水泳をするときに注意したいこと

水泳には、注意したいことが3つあります。

  1. 水泳のできるところを見つける
  2. インストラクターの指導を受ける
  3. 泳ぐ前にはストレッチをする

どれも重要なことなので、水泳を始める前に確認しておきましょう。

注意点1. 水泳のできるところを見つける

水泳のできるところを、生活圏内で見つけましょう。

ジムのプールを利用するか市営プールを利用するかの2つの方法があります。

スイミングスクールもありますが、キッズクラスやお年寄りクラスのみの場合が多いのであまり期待できません。

自分の通いやすい場所で泳げる場所を探しましょう。

注意点2. インストラクターの指導を受ける

初めはどのように水泳を行うべきか分からない人がほとんどでしょう。

そのため、最初のうちはインストラクターの指導を受けられる体制を整えておくことをおすすめします。

特に、泳ぎに自信のない人や、持病を持っている人は事前にインストラクターをつけておきましょう。

子供の頃に習っていたという人も、自分の無理のない範囲で効果的なスケジュールを組んでもらうために、インストラクターを付けることは有効です。

注意点3. 泳ぐ前にはストレッチをする

泳ぐ前には、必ずストレッチを行いましょう。

学校のプールやスイミングスクールでも、プールに入る前に準備体操をしたことがあると思います。

普段、筋トレなどの運動をする人でも、必ず泳ぐ前にストレッチをしましょう。

ストレッチをしておくことで、肉離れなどの怪我の予防につながります。

また、泳いだ後のストレッチも、怪我の予防や疲れを持ち越さないようにするために有効です。

水泳をするときには、必ずストレッチを忘れないようにしましょう。

5. 水泳をするときに必要な持ち物

水泳をするにあたって、必要な持ち物は以下の通りです。

  1. 水着
  2. スイミングキャップ
  3. ゴーグル
  4. タオル
  5. 防水袋
  6. ドリンク

これらの必要性や選び方について、詳しく確認しましょう。

持ち物1. 水着

水泳をするのであれば、水着は必須です。

友達や家族と海に遊びに行くのではないため、遊びに行く水着をそのまま使うのはやめましょう。

水着を選ぶポイントは以下の通りです。

  • オールインワンタイプならVラインやお尻が気にならない
  • 黒や紺の濃いめのカラーは透けなくて安心
  • 体にフィットして撥水加工がしてあれば水中も快適

競泳用のオールインワンタイプの水着なら、太ももまでのハーフパンツになっていてVラインやお尻のラインが気にならないためおすすめです。

また、
黒や紺などの濃いカラーが多く、透ける心配がありません。

ストレッチ性が高い体にフィットするものは着やすくかつ動きやすく、撥水加工してあるものは水を含んで重たくならないので、水中でも快適に動けます。

持ち物2. スイミングキャップ

ジムや市営のプールでは、スイミングキャップを被らないとプールに入ることができません。

ジムであればジムで購入できるかもしれませんが、市営プールは事前に購入していきましょう。

シリコンタイプのものとメッシュタイプのものがありますが、どちらでも好きなものを選んで問題ありません。

ただし、レース目的で水泳するのであれば、シリコンタイプを選ぶことで水の抵抗を軽減することができます。

ダイエットやリラックス目的であれば、どちらを選んでも大丈夫です。

持ち物3. ゴーグル

水泳をするのであれば、ゴーグルをしましょう。

プールには塩素が入っているため、目を守るためにも必要です。

おすすめはクッションのあるゴーグル。

顔にフィットしやすいのでつけ心地がよく、長時間つけていても痛くなりにくいのです。

また、大きめのゴーグルを選ぶと視界が良くなります。

持ち物4. タオル

タオルはバスタオルとスポーツタオルを持っていきましょう。

バスタオルは、水泳中の休憩時に体を冷やさないために体にかけたり、水泳後のシャワーで体を拭くときに使います。

また、スポーツタオルは髪の毛を乾かすまでの間に肩にかけておくと便利なので、持っておくことをおすすめします。

普段家でお風呂上がりに使っているようなバスタオルやスポーツタオルで十分です。

持ち物5. 防水袋

濡れた水着やキャップ、タオルなどを入れるために防水袋を持っていきましょう。

防水袋を持っておくと、帰りに便利です。

万が一、忘れてしまった場合は水着などをバスタオルに包んで持って帰っても良いでしょう。

持ち物6.ドリンク

水泳中に水分を取るため、ドリンクを用意しておきましょう。

水泳といっても運動なので、こまめな水分補給は欠かせません。

スポーツドリンクだと塩分や糖分も一緒に補給できるのでおすすめです。

6. まとめ

水泳を始めることで健康的な体を手に入れることができます。

準備すべきことを事前に理解し、楽しく水泳に通いましょう。

※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2020年2月16日)のものです。また、画像は全てイメージです。

 

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