体重も食事も、これひとつで
2019.08.30
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「ふくらはぎのむくみにストレッチは効果があるのかな?」
「どんなストレッチがふくらはぎにいいんだろう?」
そうお悩みではありませんか?
ふくらはぎのストレッチはむくみや痛みの軽減が期待でき、予防にもなります。
今回は簡単な初級者向けから上級者向けまで、ふくらはぎの具体的なストレッチ法17選と、合わせて実践したい周辺のストレッチ9選について説明します。
また、ふくらはぎのストレッチがもたらす4つの効果やふくらはぎのストレッチで使いたい運動器具についても説明していますので、参考にしてください。
この記事を読み、ふくらはぎに効果的なストレッチを実践して、ふくらはぎのむくみに役立ててください。
体重も食事も、これひとつで
ダイエットや健康維持など、健康を管理したい人にはFiNCがおすすめ。
体重、食事、歩数、運動、睡眠、生理をまとめて1つのアプリで記録することができます。
しかも記録することで毎日FiNCマイルがもらえ、ランクに応じて貯まったFiNCマイルで豪華賞品と交換できます!
「ふくらはぎストレッチにはどんな効果があるんだろう」
そんな風に考えている方のために、まずはふくらはぎをストレッチすることで得られる効果4つを紹介します。
ふくらはぎストレッチには、以下の4つの効果があります。
順に説明します。
合わせて読みたい!
ストレッチの5つの効果とやり方を紹介!習慣づけて悩み知らずの体に
ストレッチを含むウォーミングアップは、関節の可動域を増大させます。柔軟性も高めてくれるので、スポーツ障害の予防としてもふくらはぎのストレッチは大切です。
スポーツ障害の予防としてもふくらはぎのストレッチは必要であると考察されています。
ストレッチによって筋肉の疲労は軽減が期待できます。
運動後の筋肉の疲労を表す物質である乳酸値の血中濃度を測定した研究をみてみると、運動後にストレッチを行わなかった際の血中乳酸値は約3.5倍に増加しました。
対して太ももやふくらはぎがストレッチされる膝の伸展運動を行った場合は、約1.77倍と乳酸値が半減したという結果が出たと報告されています。
ストレッチは深部体温を上昇させる効果が期待できます。
明治安田厚生事業団体力医学研究所や埼玉県立大学の実験によると、深部体温が上昇する結果が出ました。
実験では約10分間の全身ストレッチによって、深部体温である直腸温度が0.1℃上昇したという報告があります。
ストレッチはストレスの軽減に役立つことが期待されます。
ストレス反応の指標として唾液中のコルチゾール濃度も測定され、減少が確認されたとの報告があります。
コルチゾールはストレスを感じると分泌されるホルモンの一種と言われています。
ストレッチによって、唾液中のコルチゾールが減少したことは、この研究のストレッチが精神的ストレス反応の軽減に寄与することが期待されると考察されています。
まずは簡単なふくらはぎストレッチを12個紹介します。
むくみ対策、美脚作りなど、目的に応じたストレッチの中でも、立ったまま、座ったままできる簡単なものを紹介しますので、あなたの目的や状態に適したものを選んで実践してみてください。
関連記事はこちら!
ストレッチってどんな効果があるの?ストレッチで期待できる4つの効果
足のむくみを予防したい方におすすめの簡単なストレッチです。
立ったまま行うことができ両足がついた状態で行うため、バランスも崩れません。
そのため、歯磨きや料理をしながらも実践が可能です。
とくに立ち仕事の方はお仕事で生じる足のむくみを予防するために、朝仕事に出かける前に実践することをおすすめします。
あまり素早く行わず、足首で体重を受けるイメージで行いましょう。
後述の『超簡単!かかと上げストレッチ』と組み合わせて行うと、さらに効果的です。
こちらも、足のむくみを予防したい方におすすめのストレッチです。
やり方は以下の通りです。
慣れていないうちは意外とバランスを保つのが簡単ではありません。
そのため、料理などとの併用は足をくじいたり、包丁を落としたり、コンロの火で火傷を負ったりといった危険が伴うためおすすめできません。
最初は無理をせず、バランスが崩れたらしばらく『かかと上げストレッチ』をして、体勢を整えてから再チャレンジするのがおすすめです。
むくみを軽減したい方に、簡単にできるおすすめのストレッチです。
立ったまま簡単に行うことができるので、立ち仕事の合間にむくみを感じたときに実践してみてください。
膝の角度によって強度を調節できるので、初心者から上級者まで使いやすいストレッチです。
やり方は以下の通りです。
リラックスして自然な呼吸を繰り返しながら行いましょう。
反動を付けずにゆっくり伸ばすのがポイントです。
座りっぱなしの仕事でふくらはぎが重い感じがする、仕事終わりにはむくんでしまうという方におすすめのストレッチです。
座ったままの姿勢で足首を動かすだけなので、手軽に実践することができます。
やり方は以下の通りです。
片足ずつでも、両足一緒でもOKです。
こちらも上記と同じくデスクワークで足の疲れを感じる方におすすめのストレッチです。
座った姿勢で足を組み、足首を中心にくるくる回すだけなので、いつでも手軽に取り組むことができます。
やり方は以下の通りです。
ゆっくり自然に呼吸しましょう。
足首を意識しましょう。
頻度は1日3回ほどです。
足もとに冷えを感じる、でも立ち上がっての大きな運動は恥ずかしいオフィスワーカーにおすすめのストレッチです。
デスクの下でこっそり足元を動かして、足の血行を促進しましょう。
むくみや疲れを軽減する効果も期待できます。
やり方は以下の通りです。
出来るだけ大きな動きでリズミカルに行いましょう。
座りっぱなしの体勢でふくらはぎにむくみを感じる、忙しいから座ったままでなんとかむくみを軽減したい、という方におすすめのストレッチです。
座ったままで手軽に実践できますので、むくみを感じたらすぐにカーフレイズする習慣をつけると、血流が促進されむくみの軽減が期待できます。
やり方は以下の通りです。
手で体重をかけて負荷を調節しましょう。
足の小指側ではなく、親指側に重心を乗せるように意識しましょう。
むくみを軽減したい方、足が疲れやすい方におすすめのストレッチです。
ふくらはぎの引き締め効果や、ヒールで疲れた足の疲労軽減も期待できます。
上記のカーフレイズはかかとを持ち上げましたが、今度は逆につま先を上げます。
カーフレイズとセットで行いましょう。
やり方は以下の通りです。
踵を支点に足裏を地面から浮かすイメージで行います。
足を酷使して疲れた際や、運動のあとなどにおすすめしたいストレッチです。
上記のような腕立ての姿勢になれない職場などでも、壁があれば立ったまま負荷をかけてストレッチすることが可能です。
やり方は以下の通りです。
さらに強度を増したい場合は、上体を傾けましょう。
ふくらはぎを柔らかくしたい方におすすめのストレッチです。
上記の壁を使うふくらはぎストレッチに比べてつま先を安定させることができます。
ヨガブロックは後述しているように手軽に入手できますが、電話帳などの厚い本やレンガブロックなどでも代用することが可能です。
やり方は以下の通りです。
上半身が前方に傾かないよう注意しましょう。
胸を真っ直ぐに、あごを引きましょう。
むくんでしまったふくらはぎを緩めたいという方に、おすすめのストレッチです。
むくみの軽減には、硬くなったふくらはぎを緩めることが大切です。
やり方は以下の通りです。
手は横や後ろについて身体を支えます。
壁などに背中をもたれても良いでしょう。
激しく動かす必要はありません、ふくらはぎの力を抜いて筋肉を緩めるイメージです。
美脚を目指したい方におすすめのストレッチです。
やり方は以下の通りです。
膝は曲げないよう注意が必要です。
少し難易度が高いふくらはぎストレッチも紹介します。
無理をせず少しずつ挑戦してみましょう。
1日中足を使い足の疲れやむくみがひどい場合におすすめのストレッチです。
腕立ての姿勢で行う分手軽ではありませんが、自重がかかり負荷が強くなるためこれまでご紹介したストレッチと比べると筋肉を伸ばす力は強くなります。
やり方は以下の通りです。
ふくらはぎのむくみを膝に負荷をかけて軽減したい方におすすめのストレッチです。
9でご紹介した『カーフストレッチ』の上級編で、片足ずつ実施します。
やり方は以下の通りです。
さらに強度を増したい場合はお尻の位置を高くしましょう。
ふくらはぎのむくみを上半身からの負荷で軽減したい方におすすめのストレッチです。
上記の『カーフ片足ストレッチ』は膝の曲げ伸ばしによる負荷でしたが、こちらは腰の上下によって負荷をかけるため、膝関節に負担をかけたくない場合でも実施が可能です。
やり方は以下の通りです。
腰を上げた際にふくらはぎの伸びを意識しましょう。
呼吸は止めず、自然な状態を保ちます。
手足は曲げず、真っ直ぐな状態を維持しましょう。
寝ながらできるふくらはぎストレッチは、リラックスできたり、筋肉痛対策に役立ったりします。
筋肉痛が起こる原因はさまざまありますが、その1つに運動や筋トレなどにより、傷ついた筋肉を回復させるためという考え方もあります。
手軽にできるストレッチで血行を促すことは、筋肉痛対策にも繋がります。
ふくらはぎの筋肉痛が気になる方は、運動後や運動した日の夜などに簡単なストレッチ取り入れてみましょう。
簡単にできるので、運動をした日の寝る前に布団の中で行うのもおすすめです。
行ったあとは全身が伸びて気持ちがいいですよ。
やり方は以下の通りです。
1.あおむけの状態で寝る。手の先は天井へ、足の先は下側へグッと伸ばす
2.自然な呼吸をしながら気持ちがよいと思うところでストップ。その後、力を抜く
ブルブルと脚全体を揺らすことで、筋肉の緊張がほぐれるのを感じることができるでしょう。
むくみがある日、脚がだるい日にもおすすめしたいストレッチです。
やり方は以下の通りです。
1.仰向けに寝た状態で、両脚を天井に向けて上げる(脚は真っ直ぐにならなくてもOK)
2.そのままの姿勢で脚全体をブルブルと左右に揺らす
3.30秒やったら力を抜く。繰り返し2~3セット行う
ふくらはぎのストレッチをする際にあると便利な運動器具を3つ紹介します。
立ちながら、座りながら手軽にストレッチ可能なものもあるので、料理や歯磨き、ヘアドライなどのちょっとした時間をストレッチタイムに変えてみてくださいね。
ポールの上にふくらはぎなど体の部位を乗せ、転がすことでストレッチができる運動器具です。
全身に使える大きいサイズから、ふくらはぎに使いやすい小さいサイズ、またハーフカットされたものもあるので、用途に合わせて選びましょう。
手軽に使えてポール自体の重さも軽いため、女性が自宅でストレッチするときにも使いやすいですね。
ストレッチポールを上手に使うことで、初心者でも簡単にふくらはぎのストレッチをすることができるでしょう。
足を乗せるタイプのストレッチブラケットです。
底部が湾曲しているので、揺らすだけでふくらはぎのストレッチが簡単にできます。
カラーはブルー、レッド、イエローの3色です。
角度調節が可能なストレッチボードです。
15度、25度、35度の三段階に角度を調節することができるので、求める角度が異なる立位でも座位でも使用できます。
裏返すと背中のストレッチボードとしても使え、1台で2つの機能があります。
足裏部分には突起があり、乗ると痛気持ちいいと評判です。
乗ったまま前屈すると、ふくらはぎに加え、太もも裏と背中もストレッチすることができます。
次に合わせて行いたいふくらはぎ周辺のストレッチを9つ紹介します。
ふくらはぎと合わせてストレッチすることで、猫背予防や腰痛予防、O脚にアプローチなどが期待できますよ。
合わせて読みたい!
部位別の効果的なストレッチ23選!運動前・運動後のストレッチも紹介
ふくらはぎの柔軟性を取り戻したい方におすすめのストレッチです。
ふくらはぎを柔らかく保つには、ふくらはぎの下にあるアキレス腱を柔らかくする必要があります。
まずは基本的なしゃがみ姿勢からマスターしていきましょう。
やり方は以下の通りです。
足首が硬い方は最初は無理をせず、痛くない範囲で毎日少しずつでも続けることが大切です。
かかとを床に付けたまましゃがめない方は、壁が後ろにあるところで行いつつ、完全にもたれかからないようにしましょう。
猫背を予防したい、姿勢を良くしたいという方におすすめのストレッチです。
ふくらはぎだけではなく太もも裏、ヒップ、背中などをストレッチすることができ、猫背の予防も期待できます。
やり方は以下の通りです。
しっかり足の裏を掴んだまま、背中をやや後方に戻すと背中に伸び感が出ます。
この時、無理して膝は伸ばさないようにしましょう、痛みを感じる一歩手前でキープします。
ふくらはぎだけではなく太もも裏と股関節を柔軟にすることで、美脚を手に入れたい方におすすめのストレッチです。
やり方は以下の通りです。
つま先を揃えてまっすぐ正面へ向けましょう。
腰を丸めずに股関節を起点として、骨盤から倒して行くよう意識しましょう。
パソコンやデスクワークなど、身体の前方での作業が多い方におすすめのストレッチです。
上記の『猫背予防ストレッチ』と同じく身体の裏側をしっかりと伸ばして筋肉の緊張を和らげることで、柔軟性を保ち不調を防ぎます。
やり方は以下の通りです。
息は止めず、自然な呼吸を心がけましょう。
全身運動なので、効率よく各部位をストレッチすることができますが、狙っている部位に意識を集中することが大切です。
前半は膝を緩めて太もも裏の伸びを感じましょう。
後半は膝を伸ばしてふくらはぎの伸びを感じましょう。
O脚にアプローチしたい方におすすめのストレッチです。
O脚だけでなくお尻や太もも、背中もしっかりと伸ばすことができるので全身のストレッチとなります。
やり方は以下の通りです。
慣れないうちはゆっくりと、ひとつひとつの動作をゆっくり行い、伸びている部位に注意を向けましょう。
両手を上に上げる際には、しっかりと背中の伸びを感じながら上を向きましょう。
自然な呼吸を心がけましょう。
より良い睡眠を求める方におすすめのストレッチです。
運動不足などで硬くなってしまいがちな股関節を柔らかくほぐすことで、柔軟性が高まり、血流はもちろんリンパの刺激もされてむくみ軽減が期待できます。
やり方は以下の通りです。
肩の力を抜きましょう。
強度を上げたい場合は両手を前に伸ばしてより上体を倒すことで、足の付け根の圧迫感を感じましょう。
重心がつい小指側にかかってしまうという方におすすめのストレッチです。
太ももの裏であるハムストリングスから腰にかけてストレッチすることで、腰痛の予防を目指します。
やり方は以下の通りです。
立った際に足が平行になるよう注意し、親指側に重心をかけましょう。
上体を傾ける際には背中や腰を曲げないように気をつけ、股関節から谷折のようにゆっくりと傾けていきます。
ふくらはぎの周辺、股関節から下腹部におすすめのストレッチです。
下腹部のトレーニング効果も期待できます。
やり方は以下の通りです。
自然な呼吸を心がけましょう。
無理せず痛みを感じない範囲で、ゆっくりと行いましょう。
ふくらはぎだけではなく、全身のむくみを軽減したい方におすすめの全身ストレッチです。
頭と肩、肘で身体を支える片倒立となるため難度が高くなりますが、逆さになることでむくみの軽減が期待できます。
やり方は以下の通りです。
呼吸は止めないように自然な呼吸を繰り返します。
首の痛い方はむりに行わないようにしましょう。
この記事ではふくらはぎの具体的なストレッチ法や、ストレッチで得られる具体的な効果について紹介しました。
ふくらはぎのストレッチをすることで、むくみの軽減や関節可動域の増大など様々なメリットがありましたね。
まずは自分の状況にあったストレッチから、毎日の生活の中に取り入れてみてはいかがでしょう。
※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2019年12月6日)のものです。また、画像は全てイメージです
体重も食事も、これひとつで
ダイエットや健康維持など、健康を管理したい人にはFiNCがおすすめ。
体重、食事、歩数、運動、睡眠、生理をまとめて1つのアプリで記録することができます。
しかも記録することで毎日FiNCマイルがもらえ、ランクに応じて貯まったFiNCマイルで豪華賞品と交換できます!
2023.06.26
2023.05.11
2023.05.11
2023.05.11
2023.05.11
2023.04.09