体重も食事も、これひとつで
2021.10.18
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
ここ数年、健康を維持するための「腸活」がブーム。メディアで取り上げられることも多く、現在これまで以上に意識している人は多いでしょう。
「腸活」とは、生きた有用菌を摂取したり、腸内にいる有用菌を元気にする食物繊維やオリゴ糖がとれる食事(野菜・果物・豆類)を通じて、腸内環境を整えることをいいます。
腸内細菌は、体や心の状態に影響を与えることが研究でわかってきています。「腸活」の実情をFiNCユーザーに調査してみた結果、いろいろなことが見えてきたのでシェアしたいと思います!
調査対象:FiNCユーザー
体重も食事も、これひとつで
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Q.腸活に興味はありますか。
はじめに、「腸活」自体に興味のあるユーザーを調べたところ、さすがはFiNCユーザー。「ある」または「ややある」と肯定的に答えたユーザーは約9割と、興味関心の高さが明らかになりました。
しかも女性の場合、すべての年代で90%以上の人が「興味がある」と回答。男女で比較すると、男性は78%、女性は93%と、女性の支持が高い結果となりました。
Q.腸内環境の不調を感じることはありますか。
さらに腸内環境の不調を感じている人を調査した結果、男性は53%、女性は76%でした。
なかでも20~40代の女性は、8割前後が「不調を感じる」と回答していて、冒頭でも女性の方が「腸活」に関心が高かったように、その理由が浮き彫りになったといえます。
Q.コロナ禍で腸内環境の悩みは増えましたか。
コロナ禍により、社会環境が急激に変化し、人と会う機会が制限されるようになった今、腸内環境への影響も調査によって見えてきました。
コロナ禍で「腸内環境の悩みが増えた」と回答した人は、3割強。
男女別で見ると、男性は25%、女性は36%が「腸内環境の悩みが増えた」と回答し、女性の方がやや上回る結果になりました。
特に20〜40代の女性の場合、約4割がコロナ禍で腸内環境の不調を感じると回答。上の調査で、20〜40代の女性の約8割が、「腸内環境に不調があると感じている」結果とリンクしています。
Q.腸活を実施したことはありますか。
ここ数年、ブームの「腸活」ですが、実際のところ、実践しているユーザーはどれだけいるのでしょうか?
意外にも、関心の高さのわりに「腸活をしたことがない」ユーザーの割合が62.5%と高い結果となりました。また、「腸活をしたことがある」人は、男性26%、 女性41%と、男女で差がつく結果に。
「腸活」を取り巻く調査について、ここまでの結果をまとめると、「腸活」に興味を持っている人は約9割と非常に関心が高く、ほとんどの人が興味を持っていることがわかりました。
また、なにかしら腸内環境に不調を感じている人は約7割ですが、過去に「腸活」を実践した人の割合は意外と少なく、約4割止まりで、半数以上が「腸活」未経験者でした。
腸内環境になにかしら不調を感じて、「腸活」自体に関心はあるものの、実践にまでは至っていない現状が伺えます。
とくに、20〜40代の女性の多くは腸内環境に不調を感じていて、「腸活」に興味がある人が多いほか、コロナ禍のストレスで、悩みが増えている現状もあるようです。
腸は“第二の脳”と呼ばれているだけに、コロナ禍でのライフスタイルの激変が、腸内環境にも影響をおよぼしているのかもしれません。
Q.腸活をする目的に当てはまるもの全て教えてください。
では、実際に「腸活」をしているユーザーは、どのような目的で実施しているのか、聞いてみました。その結果は次のとおり。
1位「健康維持」
2位「便秘・軟便改善」
3位「体調管理」
トップ3には、明らかに健康を目的とした回答が目立ちます。
20代〜40代の女性の場合、「ダイエット」(82%)といった、美容目的の回答も目立ちました。
「腸活」の結果、実際にどんな効果が得られたのか、気になるところ。次の調査では、「腸活」の効果について見ていきます。
Q.腸活をして得られた効果について当てはまるもの全て教えてください。
「腸活をして得られた効果」のトップ3は、以下の結果となりました。
1位「便秘・軟便が改善された」
2位 「体調が良くなった」
3位「肌トラブルが改善された」
1位はやはり、「便秘・軟便が改善された」という直接的な効果を挙げる人が多い結果に。
2位の「体調が良くなった」と答えた人を男女別で比較すると、女性41%に対し、男性55%と、男性の方が効果を実感した人がやや上回りました。
20〜40代の女性の場合、「肌トラブルが改善された」(29%)のほか、「ダイエットに成功した」(22%)といった美容効果を挙げる人も目立ちました。
Q.腸活に良いとされる成分や食材として思い浮ぶものを全て教えてください。
腸内環境を整えるうえで、キーワードとなるのが、“有用菌”。では、「腸活」に良いとされる成分や食材についてはどうでしょうか?
FiNCユーザーに「腸活に良い」ということで連想するものを挙げていただいた調査では、90%強と、ほとんどの人が「乳酸菌、ビフィズス菌」と回答しています。
性別や年代、「腸活」の実践経験を問わず、「乳酸菌/ビフィズス菌」が腸活と紐づいて広く認知されていることが明らかになりました。
また、「腸活」をした人のなかで、6割以上の人が、「便秘・軟便の改善」を実感していることがわかりました。
具体的に「腸活」を実践できていない人も多いかもしれませんが、とくに腸内環境の不調を感じている人は、一度試してみる価値がありそうです。
Q.腸活をしていない理由、また、する上での悩みに当てはまるものを全て教えてください。(腸活経験ありの方の回答結果)
上の調査では、「腸活」をした60%以上の人が、「便秘・軟便の改善」を実感していることが明らかになりました。一方で、「腸活」経験者・未経験者ともに、「腸活」するうえでのハードルが気になるところです。
まず、腸活を実施した人のケースから。
そのうち約半数が、「腸活」するうえでの悩みとして、「自分に合う方法がわからない」と回答しています。とくに、20~40代の女性の場合、56%が該当する結果に。
また、次に多い回答として、40%が「継続するのが難しい」と感じていることがわかりました。「効果が感じられなかった」という人は20%弱にとどまり、効果は一定数感じているものの、「腸活の仕方が正しいかどうかがわからず、続けるのが難しい」というお悩みがあることが伺えます。
Q.腸活をしていない理由、また、する上での悩みに当てはまるものを全て教えてください。(腸活経験なしの方の回答結果)
次に、「腸活」未経験者のケースです。
これまで「腸活」をしてこなかった理由として、「自分に合う方法が分からない」「何をすればいいか分からない」がそれぞれ50%強挙げられました。
特に20~40代の女性の場合、上記回答が60%前後におよび、「腸活」のやり方が分からないことがネックとなり、始められていないことがわかりました。
今回の調査では、健康や美容習慣として「腸活」が非常に人気であることが明らかになりました。
また、「腸活」にはさまざまな効果が期待できるだけでなく、実践者の多くがその効果を実感していることが分かったことは、大きな収穫です。
しかし、約9割におよぶ人が「腸活」に興味を持つ一方で、「何をすればいいか分からない」「自分に合う方法が分からない」「継続するのが難しい」といった理由から、実践する割合は4割にとどまっているのが現状。
多くの情報や商品があふれている時代だからこそ、「自分に合った方法」を見つけることが難しいのかもしれません。
さらに、「始めるきっかけがない」「継続が難しい」といった意見も見られ、興味はあっても、日々の仕事や家事・育児に追われて、実践する機会がない人も多いのではないでしょうか。
「腸活」もまた、継続は力なり。1人で地道に続けるよりも、家族やパートナー、仲間を巻き込みながら、一緒にチャレンジするのが効果的でしょう。
健康の基礎固めとして、体の内側から美と健康を目指し、「腸活」を続けましょう。
text:MAMI SHOJI
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