体重も食事も、これひとつで
2020.02.27
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「毎日どの服を着て出かければいいのか決められない」
「友人と食事をするときに、いつもメニューを決めるのが最後になってしまう」
このように優柔不断な性格で悩んではいませんか?
物事を慎重に考えるのは悪いことではありません。
しかし時間をかけて下した決断なのに、すぐにまた迷ってしまったり、決められないことで人に迷惑をかけたりすることが気にかかる人もいるでしょう。
優柔不断が気になる人は、この記事で紹介する方法を試してみることをおすすめします。
優柔不断な人の特徴や長所・短所を知ることで自分の性格を見直してみてください。
気おくれしたり、人の意見に流されたりする日々から卒業しましょう!
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優柔不断とは、物事に対する決断が鈍く、すぐに迷ってなかなか決められないことをいいます。
「優柔」と「不断」という2つの言葉からできています。
【優柔】…優しく物柔らかであること。決断力にとぼしいこと。
【不断】…絶えないこと。決断力がないこと。
物事を決めるときに他の人と比べて時間がかかり、決めたあとでもぐずぐずと迷う傾向にある人に対して使われる四字熟語です。
対義語には、決断力があることの意味の「進取果敢」「剛毅果断」などがあります。
「物事をすぐに決められず、いつまでもぐずぐずしてしまう」
「やっと決めたことを後からあれこれ考えて、いつまでも迷っている」
優柔不断といわれる人には、共通するいくつかの特徴があります。
些細なことでも「決める」ということが苦手な人は、どんな心理状態にあるのでしょうか。
ここでは8つの特徴をあげて解説します。
レストランのメニューやクローゼットの中の洋服など、たくさんの選択肢の中から1つだけを決めることは、誰でも少しは時間が必要ですね。
しかし、優柔不断な人は2つの候補のうちどちらかを選ぶ場合でも、なかなか決断ができません。
それぞれの魅力が気になってしまい、どちらかひとつに決められないのです。
無理に決めても、あとで「やっぱりあっちにしておけばよかった」と後悔してしまうこともあります。
また自分の決断に後悔することをとても恐れている人もいるでしょう。
「片方を選んだメリット」より「もう片方を選ばなかったデメリット」のことばかりを考えてしまうのですね。
優柔不断な人は自己肯定感が低い傾向にあります。
自分の考えに自信がもてないため、本当にこれでいいのか、間違っているのではないかと不安になり、素早い決断ができません。
周囲の人が自分と違う選択をしていると、そちらのほうがよいのではないかと迷いが生じて、結局何を選んでも後悔する結果になりがちです。
心配性な面や些細なことにも不安を抱く人が多いことも、優柔不断な人の特徴のひとつです。
決断に時間がかかる理由は、周りからどう思われるかを気にしすぎることがあげられます。
「この決断のせいで嫌な気持ちになる人がいるのでは」「こんな意見を言ったら嫌われるのではないか」など、周囲の人からの反応を考えすぎてしまい、すぐに決断ができない人もいます。
まわりを気遣う気持ちも大切ですが、あまりに時間がかかると不快感を与えることもあるでしょう。
仕事の場面や期限がある場合は、決断のタイミングにも注意が必要です。
「今日こそ迷わずにこれを着よう」とその日に着る服を決めたとしても「でも、やっぱりこちらの方が……」と迷い始めるのが優柔不断な人です。
「雨が降るかもしれない」「少し派手かもしれない」など自分なりの理由はあるのですが、毎日の身支度でさえそんなに迷ってばかりいては、生活に支障をきたしてしまいます。
「服を決められなくて遅刻した」なんてことにならないように、スッキリ決められるといいですね。
物事を慎重に考えることはよい面もありますが、すぐに決断できないからといって先延ばしにしてしまうことがあります。
優柔不断な人には、完璧を求める傾向もあり「もっとよい選択肢が出てくるかもしれない」「この決断は今すべきではない」などと理由をつけて先延ばしにします。
また少しでも不安な要素があったり、複雑な物事で対処ができなかったりすると、考えること自体にブレーキをかけてしまうこともあるかもしれません。
しかし問題が起こってからでは遅いこともあります。
先延ばしにしてもよい結果は生まれにくいことを理解しましょう。
優柔不断な人は、周囲の人の意見を求める傾向があります。
自分で決断できないことを家族や友人に一緒に考えてもらい、意見を聞いてから決めたいという心理です。
自分ひとりで考えるよりも合理的で早く決断ができると思うかもしれません。
しかし多くの人の意見を聞くほど選択肢も多くなり、迷うことも増えるでしょう。
その結果、自分の意見ではなく、人の意見に流されていることも多くなるのです。
優柔不断な人のなかには、会議で意見を求められたり、大きな決断を委ねられたりすることが苦手な人もいます。
リーダーシップをとり、人の意見をまとめて結論を出すような立場に立つことを避ける傾向があるのです。
多数の意見に同調し、自分の意見を求められないような立ち位置を居心地よく感じるのかもしれません。
友人や家族と出かけるときも「どこに行きたい?」と聞かれたら「どこでもいいよ」「みんなが行きたい所でいいよ」などと答えてしまった経験はありませんか。
決断を避ける人には、問題が起きたときに責任をとりたくないため、自分ではなく他の誰かに決めてほしいという気持ちもあるのでしょう。
自分の決断によって失敗や後悔をした経験があると、また失敗してしまうのではないかと心配になり、自分で決断するのが怖くなってしまうことがあります。
自分の決断で物事が大きく動いたり、人やものに損害を与えてしまう可能性があるときは、なおさら慎重になり簡単には決められなくて考え込んでしまうこともあるでしょう。
気持ちを切り替えることが苦手な人は、過去の失敗をいつまでも引きずってしまうため、物事に対して優柔不断になってしまう可能性もあるでしょう。
優柔不断な人の短所としてあげられるのは「物事に対して判断が遅い」「心配しすぎて物事が進まない」ことでしょう。
素早い判断がもとめられる現代では、決断にかかる時間が長すぎるのは短所となるケースも少なくありません。
判断力のある人は知識や経験が豊富で、リーダーシップがあることも多いでしょう。
それに比べて決断ができない人はどこか頼りないイメージを抱かれやすく、マイナス評価につながることもあるかもしれません。
優柔不断な人のなかには、心配性でネガティブ思考のため、いつも最悪の事態を想定している人もいます。
どれを選んだとしても悪い結果になるかもしれないと想像してしまい、なかなか行動に移せないこともあるでしょう。
その結果、物事が前に進まず周囲に迷惑をかけてしまうかもしれません。
優柔不断な人は、周りの意見を素直に聞き入れることができるという長所があります。
周囲に気を使いたくさんの意見を汲み取ろうとするため、気遣いができる優しい人と思ってもらえるでしょう。
自分の意見を無理に押し通さないため、その場の状況に応じた柔軟な対応ができ「物事をそつなくこなせる人」として受け入れられることもあります。
なんでも真剣に考えるからこそ決断が慎重になり、真面目な性格として信頼を得やすいでしょう。
一般的に決断が慎重になるほど、リスクも下がります。
仕事においても慎重な一面が、長所として評価されることも少なくありません。
ここでは優柔不断な男女の恋愛がどのようなものになるのか、その特徴をご紹介します。
優柔不断な男女の恋愛で、最初の難関は愛の告白です。
告白するまでに時間がかかりすぎてしまうことが特徴です。
「片思いだったらどうしよう」「振られてしまったらどうしよう」となかなか決心ができず、仲のよい友達で終わってしまうこともあるでしょう。
告白する決心をしても「本当にこの人でいいのか」「もっとよい相手があらわれるのではないか」と迷い、いつの間にか気持ちが冷めてしまうこともあるかもしれません。
また優柔不断な相手に告白をしても、その場で返事をもらえないことがあります。
なかなか返事がもらえないときは、相手の不安を取り除くようなアプローチしてみてはいかがでしょうか。
最初の難関を突破して、無事に交際が始まっても油断はできません。
デートの場所や着ていく服、どこで待ち合わせするかなど、決めなくてはいけないことがたくさんあるからです。
「どこへ行きたい?」「どこでもいいよ」「何を食べたい?」「なんでもいいよ」
これでは何も決められず、交際は発展しませんね。
男性側が優柔不断な場合、女性は「もっとリードしてほしい」と感じる人も多いでしょう。
女性側が優柔不断な場合、男性は「はっきりしてくれよ」と言いたくなるかもしれません。
デートに出かけても食事のメニューや買い物で悩んでしまい、「どうしよう」「どっちがいい?」と、相手をいら立たせてしまい、喧嘩の原因になりかねません。
優柔不断が気になる人は、事前にデートの予定を2人で立てておくことで、もっと楽しく過ごせるかもしれません。
「また一緒に遊びに行きたい」と思ってもらうためには、なんでも相手任せにするのではなく、自分も一緒に楽しみたいという気持ちを伝えることが大切です。
デートスポットをリサーチしたり、レストランをピックアップしておくなども大切です。
相手が優柔不断な場合は選択肢をいくつかに絞って、選びやすく提示してあげるとよいでしょう。
「AとBならどっちがいい?」と聞いてみて、相手が迷って決められないようなら「じゃあ今回はAにして、次はBにしようか」と言えば、相手の負担は軽くなります。
そして「次のことも考えてくれているんだ」と相手からも喜んでもらえるでしょう。
無理に決断をせかすのではなく、一緒に考えることで、2人の仲も深まるかもしれませんね。
ここまで優柔不断な人の特徴や、短所・長所について触れてきました。
自分が優柔不断なのかわからないという場合は、簡単なセルフチェックを紹介しているサイトもあります。
ご案内するのは精神保健福祉士の方が運営するサイトで、優柔不断度のテストの他に原因や対処法なども紹介されています。
参考にされてはいかがでしょうか。
優柔不断が気になる人に、5つの対処法をご紹介します。
ただし優柔不断は病気ではなく、個性や性格のひとつなので必ず改善しなければいけないと気負いすぎなくてもよいでしょう。
生きづらさを感じていたり、自分を変えたいと思っている人は少しずつ、日常生活に取り入れてみてください。どれかひとつでも実践して、優柔不断な自分を変えることができたらいいですね。
優柔不断な人がすぐに決断できないのは、多少なりとも選ぶ時間があるからです。
そこで買い物をするときに自分で時間や予算を設定し、限られた範囲の中でいかに効率よく買い物をすることができるか、ゲーム感覚で挑戦してみましょう。
「1時間以内に春物のフルコーディネートの洋服を買う」
「大好きなパンを1000円以内でなるべくたくさん買う」
などの目標を決め、楽しみながら即断・即決の癖をつけます。
制限を設けることで、判断能力や短時間で考えをまとめる力が身につくでしょう。
「〇時間以内に決める」「〇日までに決める」と期限を切り、その期限を目に見えるように明示しましょう。
アラームを設定する、スケジュール帳に期日を書く、タスク管理ツールを利用するなどの方法で期日を意識することもおすすめです。
決断後はいつまでも思い悩まず、もう決めたこととして次に進みましょう。
大きな決断ができたときには、自分をほめてあげることも大切です。
優柔不断な人が決断できない理由のひとつは、自分の決断に自信をもてないことです。
そこで小さな成功体験を積み上げて、自信に変えていく方法がおすすめです。
「色が気に入って選んだマフラーが想像以上に温かかった」
「初めて入ったカフェで選んだカプチーノがおいしかった」
そんな些細なことでもいいのです。
自分で選択したことが成功だったと思えれば、それが自信につながります。
決断して行動したとき、たとえ失敗しても、何もしなかったよりも満足できたという経験はありませんか。
リスクを恐れて何もしないでいても、そこから何かが生まれることはありません。
少しでも成功体験につなげるために、積極的に行動を起こすことをおすすめします。
絶対的なベストの選択肢を選ぼうとするのではなく、よりベターに思えるほうを選ぶことが大切です。
優先したい条件が3つあるとしたら、そのうち2つを満たしていればよしとするなど、柔軟に考えると選択することが楽になります。
どんな決断をしたとしても、本当に最適な結果なのかは誰にもわかりません。
完璧な決断などないといってもいいでしょう。
もし失敗してしまったら、失敗を生かして再度チャレンジしてみよう、と気持ちを切り替えましょう。
誰かに迷惑をかけてしまったときには素直に相手に謝罪をし、同じミスを繰り返さなければいいのです。
自然に考えがポジティブになり、行動にもあらわれてくるでしょう。
優柔不断を克服するためには、自分の意見に責任をもって主張することが大切です。
周りの人の意見で決断をすると、自分の決断としての責任が薄れてしまうこともあります。
何か失敗したときの逃げ道として、無意識に自分を守っているのかもしれません。
自分の決断の責任を果たすことで自分に自信をもてるようになり、やがて優柔不断を克服できるでしょう。
最後に優柔不断な相手への対処方法をご紹介します。
どんなことでも即座に決断できる人から見ると、些細なことを考えすぎてしまい、すぐに決断できない優柔不断な人は、見ていて少しイライラするかもしれません。
優柔不断な人に意見を求めるときには「これについてどう思う?」という広い意味の質問ではなく「AとBではどちらがいいと思う?」という選択肢を与える質問を意識してみると、答えが返ってきやすくなります。
優柔不断はネガティブなイメージを持たれることもあります。
しかし他者の意見を聞き入れる素直さや、物事に対して慎重に考えることができる真面目さは長所といえます。
お互いの存在を認め合い、円滑なコミュニケーションを心がけましょう。
優柔不断な人の特徴と心理、短所・長所についてご紹介してきました。
優柔不断な性格を自覚している人も多く、どうしたら優柔不断を克服できるのか悩んでいる人も少なくないでしょう。
決断力の弱さや人の意見に流されてしまいがちなところなど、ネガティブな印象が強いかもしれません。
しかし素直さや真面目さという長所にもつながることを忘れないでください。
日々の習慣を意識することで、決断力を上げ、優柔不断を克服していけるといいですね。
※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2020年1月17日)のものです。また、画像は全てイメージです
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