体重も食事も、これひとつで
2019.10.28
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「長い断食は不安」
「短い期間で効果はあるの?」
ファスティングに興味はあるけど、どれだけの期間やればよいかわからないと思ったことはありませんか?
ファスティングには短期間のもの・長期間のものがあります。
断食の期間によって摂取するものはもちろん、効果や体の変化が違うので自分に合いそうな期間を選ぶことがおすすめです。
この記事では、長期と短期のファスティングについて詳しくご紹介します。
体重も食事も、これひとつで
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ファスティングには1〜2日程度の短期ファスティングと、専門家のモニタリング下で行う3日以上の長期ファスティングがあります。
ただし、ファスティング自体、科学的根拠は裏付けされていないので、どちらがよいかを測ることはできません。
それでも実践している人が多いのは、長期でも短期でもファスティングのメリットを実感しやすいからなのではないでしょうか。
短期のファスティングは、断食期を半日~1日設けます。
ファスティング自体の長さは、断食日数にプラスして準備期や回復期を加えたものです。
ファスティングには前後に準備期と回復期があります。
1日のファスティングであれば準備期と回復期を合わせて3日間かけて実践します。
短期ファスティングのメリットとデメリットは以下の通りです。
短期のファスティングでは、減量よりも胃腸を休ませて痩せやすい体をつくることを目指します。
期間が短いので、はじめてファスティングに取り組む人にもおすすめです。
長期ファスティングは長めに断食期をとるファスティングです。
準備期や回復期を含めると3日以上程度かけて実践します。
長期ファスティングを検討する場合は、安全性を考えて、必ず医師などの専門家の指導のもと行いましょう。
メリットとデメリットは以下の通りです。
長期ファスティングは危険を伴う方法であるため、必ず専門家の指導下で行うべきです。
したがって、具体的な方法については専門家からの個々に合わせた内容を参考にしましょう。
ここでは、安全面の観点から、長期ファスティングについての具体的内容は記載しません。
3日間(断食期1日)のファスティングをする際の注意点はこちら:3日間ファスティングで食習慣を見直すきっかけを!やり方やおすすめドリンクも
明確な研究結果やデータは示されていないものの、長期のファスティングでは1〜3kgほどの減量が期待できるとされています。
そしてファスティングで得られる効果は、ダイエットだけではありません。
胃腸を休め、腸内環境を整えるため、肌への影響や便秘改善などへもアプローチできるといわれています。
長期ファスティングをおすすめできない人もいます。
摂食障害をもっている人や、中学生以下の子どもや高齢者、妊婦、薬を常用している人、40kg以下の人などが行うのは危険です。
ファスティングに誰がダメ、という科学的根拠はありません。
しかし、体が弱い人や病気がちな人はまず日常の食生活を優先してください。
長期ファスティングでは、エネルギーの摂取を制限することで体調に異変が出ることがあります。
長期ファスティングは、カロリーが摂取されない時期が続くことで体質改善されることもあれば、悪く変わる可能性もあります。
短期ファスティングは実践しやすく、習慣的に行う人もいます。
極端にカロリー摂取をおさえる時間が短いので、比較的停滞期が来るのが遅いのもメリットと感じる人が多いようです。
半日ファスティングと1日ファスティングの頻度はこちらを目安にしてください。
半日のファスティングであれば、日中や夕食〜朝食までの間などを利用して行えるため、体調と相談しながら、体にあった頻度で取り組むことができます。
準備期、回復期と合わせて3日間かけて行うので、理想的な頻度は一概には言えないものの、体に無理のない範囲で行いましょう。
1日ファスティングのやり方はこちら:ファスティングは1日から可能!効果を出したい人の実践方法と注意点
そもそも断食は、宗教上の習慣としても長く行われてきた歴史があります。
世界的に多くの人が行ってきたものであり、現在も多くの支持者がいるのです。
とはいえ現在、ファスティングに科学的な裏付けはありせん。
ファスティングを行う場合は専門家のサポートを受け、ご自身の体に適した実施のタイミングなどを相談しながら、安全に取り組むべきです。
また、体調に異変を感じたら直ちにファスティングを中断し、医師の診断を受けましょう。
ファスティングの目的は、人それぞれです。
長期と短期ファスティングのそれぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分が欲しい目的にあわせて期間を選ぶ必要があります。
年齢を重ね、体型の変化を感じる中で、一生付き合っていく自分の体へのアプローチは、何かしら必要になります。
自分に合う健康法や習慣をみつけるきっかけとして、短期ファスティングから挑戦してみてはどうでしょうか。
※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2019年9月14日)のものです。また、画像はイメージです。
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