体重も食事も、これひとつで
2019.07.30
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「マラソン大会に出場しようと考えているけれども、世界記録はどれくらいなんだろう?」
「マラソンの世界記録を参考にして、自分のペースと比較してみたい」
このように、マラソンの世界記録について疑問に思った経験はありませんか?
実は、多くの強豪ランナーが育っているにも関わらず、女子マラソンの世界記録は10年以上更新されていないのです!
ここでは、男女別のマラソンの世界記録や、世界記録の変遷について解説します。
この記事を読めば、マラソンの世界記録がどれくらい速いのか理解できるようになり、あなたのマラソンのタイムと比較することで、マラソンへのモチベーションが上がりますよ!
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マラソン大会は世界各地で開催されており、走るペースが速い選手が山のようにいます。
それらの選手の中でも世界一速くマラソンを走る選手は、どれくらいの世界記録を持っているのでしょうか?
マラソンの世界記録を知ることで、速い選手がどれくらいのペースで走っているのかが分かるようになるでしょう。
さらに、マラソンの世界記録をあなたのペースと比較することで、練習へのモチベーションを上げて、トレーニングを継続できるようになりますよ!
ここから女子のマラソン世界記録のラップタイムについて解説します。
女子のマラソン世界記録のラップタイムは、2003年にイギリスのポーラ・ラドクリフが出した2時間15分25秒で、それ以降何年も世界記録が破られていません。
ポーラ・ラドクリフが出した世界記録はあまりにも速いため、簡単に破れる記録ではないようです。
ちなみに、ポーラ・ラドクリフは、2003年に世界記録を出す前年の2002年にも、2時間17分18秒の世界記録を出しており、2年連続で世界記録を更新しています。
そのため、この選手はマラソンに対する高い能力を持っており、他の選手を寄せ付けない速さで走ることができたのでしょう。
ポーラ・ラドクリフ以外の選手では、2001年にケニアのキャサリン・ヌデレバが2時間18分47秒の世界記録を出しています。
この記録と現在のマラソン世界記録を比較すると、3分以上の差が出ており、数年間で大幅に世界記録が短縮されたのです。
現在でも破られていないポーラ・ラドクリフの世界記録ですが、多くの選手が2時間20分を切ることができるようになってきました。
そのため、マラソンを世界レベルで戦おうとする場合は、2時間20分を目安のタイムとして走らなければならないのです。
ちなみにマラソン女子の日本記録のラップタイムは、2005年に野口みずきが出した2時間19分12秒です。
この記録はマラソン女子の世界記録と3分以内の差となっており、日本女子のマラソン能力の高さが分かります。
日本女子のマラソンの日本記録も、10年以上破られておらず、現在でも様々な選手が日本記録更新を目指して努力しているのです。
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マラソン女子の世界記録は2時間15分台ですが、男子マラソンの場合は、女性よりもさらに速いペースで走っているため、より速い世界記録となっています。
マラソン女子の世界記録と比較することで、男子マラソンがどれほど速く走っているのかよく分かるでしょう。
ここから男子マラソンの世界記録について解説します。
男子マラソンの世界記録は、ケニアのキプチョゲがベルリンマラソンで出した、2時間1分39秒です。
キプチョゲが出した世界記録は、2014年にケニアのキメットが同じくベルリンマラソンで出した2時間2分57秒を1分18秒も縮めるという驚異的な走りでした。
男子マラソンの世界記録は、3~4年ごとに破られており、今後も更なる世界記録の更新が期待されています。
男子マラソンの日本記録は、大迫傑が2018年にシカゴのマラソン大会で出した2時間5分50秒です。
この記録は、設楽悠太が東京のマラソン大会で出した2時間6分11秒を同じ2018年に破っており、今後もさらなる記録更新が期待されています。
ちなみに設楽悠太が2018年に出した男子マラソンの日本記録は、高岡寿成が2002年にシカゴの大会で出した2時間6分16秒を16年ぶりに更新するものでした。
長い間破られてこなかった男子マラソンの日本記録が、2018年に2人の選手が立て続けに更新したため、日本でも大きな話題となったのです。
現在の男子マラソンの世界記録と日本記録を比較してみると、タイムの差は4分程度となっており、世界のマラソンのレベルはまだまだ高い状態が続いています。
男子マラソンの日本記録更新をきっかけに、今後も世界で戦える選手が育っていくことが期待されているのです。
年月が経過するとともに世界中でマラソンのレベルが向上し、様々な強豪選手が大会に出場するようになってきました。
男子のみでなく女子マラソンも以前より普及するようになっており、プロのランナーから市民ランナーまで、様々なランナーがマラソンを楽しんでいます。
このようにマラソンが普及するまでには、様々な歴史を辿ってきた経緯があるのです。
ここから女子マラソンの変遷について解説します。
現在では男女問わず多くのランナーが参加しているマラソンですが、以前は女性がマラソンに参加することは認められていませんでした。
それは、スポーツは男性がするものであるという、古代オリンピックの考え方が一般的だったからです。
その後、1921年に国際女性スポーツ連盟が発足し、女性のみで開催するオリンピック大会が催されました。
このような活動を行ってきたにも関わらず、女性のオリンピックへの参加はなかなか認められず、1928年のアムステルダムオリンピックでようやく参加できるようになったのです。
一時は女性の参加も認められたマラソン大会ですが、多くの選手がマラソン中に体調を崩したことから、中距離や長距離のマラソンは女性にとって不適だと考えられました。
このことから、女性のマラソンへの参加が再び制限されるようになったのですが、大会役員の静止を振り払って参加する女性ランナーもいたようです。
その後、1970年に再度女性のマラソンへの参加が認められるようになり、様々な選手が世界記録を出すようになりました。
多くの選手が参加できるようになってきたマラソン大会ですが、以前は限られたエリート選手しかマラソンへの参加が認められていなかったのです。
しかし、マラソン大会の歴史が深まってきたことや、様々なトレーニング方法が一般化されたことによって、マラソン大会に出場できる人が増えてきました。
以前は出場できなかったような一般のランナーでも、マラソンで良い成績を残せるほどの能力を身につけることができるようになったため、マラソン競技人口が増えてきたのです。
また、男性のみでなく女性でもトレーニングを積むことでマラソンに参加できるようになってきたことから、マラソンへの参加の敷居は低くなってきました。
現在では、マラソンがブームになるほど、マラソンに取り組む人が増えており、フルマラソン走破を視野に入れてトレーニングを積む人も増えています。
特に1990年代前半から2000年代前半にかけては、多くの女子マラソン選手が世界記録の更新やメダルの獲得など活躍している姿を世界中の人が目の当たりにしました。
日本では、2000年のシドニーオリンピックで高橋直子が、2004年のアテネオリンピックでは野口みずきが、連続して金メダルを獲得しました。
このこともきっかけとなり、日本でも女子マラソンの競技人口が増えたとされており、多くの女性ランナーがマラソンに取り組む姿を見かけるようになったのです。
日本で女子マラソンが良い成績を残せていた時代は、日本のマラソンに関する研究が世界最先端だったことが理由だとされています。
しかし、2000年代後半になってくると、ワールドマラソンメジャーズのシリーズ戦が創立されるようになりました。
これによって、従来のオリンピックや世界陸上競技選手権などで争われてきた世界一のタイトルが、毎年の主要大会のポイントによっても争われるようになったのです。
そのため、マラソンで好成績を収めるためには、世界各地で開催されている大会に参加し、それぞれの大会で良い成績を納めなければならなくなりました。
それらの大会には、エチオピアやケニアなどのマラソン強豪国と言われる国々から、今までよりも多くの選手がマラソンに参加するようになったのです。
これらのマラソン強豪国の選手たちが、マラソンに力を入れるようになってきたため、マラソンの発展は次第に高速化するようになりました。
このようなマラソンの発展に、日本勢は十分に対応できておらず、現在は男女ともに苦戦を強いられているのです。
今までは競技性の高い種目であると認識されていたマラソンですが、現在では多くの市民ランナーのマラソンへの熱意が高まっています。
女子マラソンの日本勢の活躍もその理由の1つですが、最近では美容や健康の保持増進を目的としてマラソンを日常生活に取り入れる人も増えているのも理由です。
女性のマラソン選手のみでなく、芸能人やアイドルといった著名人がマラソンやランニングをする企画などによって、マラソン未経験だった人にも影響を与えています。
マラソンをすることで健康的な体を手に入れるだけでなく、おすすめのランニング方法やおしゃれなウェアなども同時に紹介することで、マラソンを楽しめるようになったのです。
マラソンに適しているコースやその特徴も合わせて紹介することで、初心者でもマラソンに参加しやすくなっており、マラソンを始めるハードルは以前よりも低くなっています。
男女のみでなく、年齢も小学生から高齢者まで参加できるようになったマラソン大会ですが、中には女性のみ参加できる女子マラソンもあります。
世界で初めて実施された女子マラソンは、1984年のロサンゼルス大会で、アメリカのジョーン・ベノイト選手が2時間24分52秒という記録で金メダルを獲得しました。
最近では女子マラソンといっても、男性も参加できる大会が多いので、性別による規制はほとんど無くなっています。
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今回の記事では、マラソンの世界記録やその変遷、女子マラソンが普及してきた経緯などについて解説しました。
世界のトップレベルの人がどれくらいのペースで走っているかを理解できると、マラソンへの興味がより強くなってきますよ!
女子マラソンの世界記録を参考にして、あなたのタイムを縮めるモチベーションにしたり、毎日のトレーニングを習慣化して、健康的な体を維持してくださいね!
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