中性脂肪を知ろう

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

中性脂肪とは、検査値では「TG」と記載されている、血清トリグリセライドのことです。
中性脂肪の数値が高くなると、動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。

20代では検査値が高くなくても、年齢とともに高くなることがあるので、中性脂肪を詳しく知り、検査値が高くならないよう注意することが必要です。

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1.中性脂肪の役割

・からだの貯蔵用のエネルギーとなる
・体温を一定に保つ
・外部からの衝撃を和らげる
・内臓を固定する

中性脂肪はからだのエネルギー源として蓄えられ、なくてはならない存在です。

2.中性脂肪はなぜ増える?

・体質
・食習慣の欧米化
・運動不足
・体重増加
・エネルギー過剰(特に甘いものや油もののとりすぎ)
・砂糖の入った飲み物を飲む習慣
・過度な飲酒
・他の病気によって起こる (気になる場合は医師の診察を受ける)

あてはまるものはありましたか?
近年ではライフスタイルの変化により、血液中の中性脂肪が高くなり、脂質異常症と診断される人が増えてきました。

3.中性脂肪の値が高いとどうなる?

体中の血管の中で、静かに動脈硬化と呼ばれる変化が起こります。
血管の壁に余分な脂が沈着し、「プラーク」と呼ばれる塊が作られ、時間の経過とともに血管の壁がどんどん分厚くなって、血管が詰まりやすい状態となります。

4.中性脂肪を減らすためには

①適正体重を維持するためのカロリーコントロール
②清涼飲料水や菓子類を控え、果物は食べ過ぎない(バナナ1本/みかん2個/ぶどう10粒)
③n-3系脂肪酸を含む魚の摂取
④アルコールは1日25g以下に(ビール500ml/日本酒180ml/梅酒180ml/焼酎90ml/ワイン240ml/ウイスキー60ml程度)

⑤有酸素運動を行う(散歩、ウォーキング、軽いジョギング、エアロバイク、水中歩行、サイクリング、アクアビクス、水泳など)
⑥中強度の有酸素運動を少なくとも週5日、または高強度の有酸素運動を少なくとも週3日、あるいは中強度と高強度の有酸素運動を組み合わせた週3~5日の運動

5.必須脂肪酸について

脂肪を構成している要素の「脂肪酸」は、肉の脂などに多い「飽和脂肪酸」と、魚の油などに多い「不飽和脂肪酸」に分類されます。このうち、不飽和脂肪酸のうち、体内で十分な量を合成できないものは「必須脂肪酸」と呼ばれており、日常的にとりたい油です。

中でも、n-3系とn-6系の多価不飽和脂肪酸は動脈硬化を防いだり、血圧を下げたり、LDLコレステロールを減らすなど、さまざまな作用を持っています。

6.脂肪の種類

血液中にある脂質は主に4種類です。
・コレステロール
・中性脂肪
・リン脂質
・遊離脂肪酸

コレステロールは、人の細胞膜や、消化吸収に必要な胆汁酸、ホルモンのもとになる重要な物質です。悪玉と呼ばれるLDLコレステロール、善玉と呼ばれるHDLコレステロールなどがあります。

リン脂質は、細胞膜の成分であるとともに、体内で脂肪がエネルギーとして使われたり蓄えられたりする時に、たんぱく質と結びついて血液中を移動します。
遊離脂肪酸は、脂肪組織から血液に放出されたり取り込まれたりしています。エネルギーの源として活用される脂肪分です。

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