体重も食事も、これひとつで
2020.02.27
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「肩こりを改善するために僧帽筋を鍛えたいけれど、どんなトレーニングが効果的なの?」
「僧帽筋の筋トレをして、背中や肩の開いた服を着こなしたい!」
このように、僧帽筋の筋トレ方法がわからずに困っている人も多いのではないでしょうか?
僧帽筋のコンディションを整えることで、首〜肩の不調(こりや痛み)を緩和するのに役立ちます。
この記事では女性でもできる簡単な僧帽筋の筋トレや、自宅で鍛えたい人におすすめの自重トレーニング、ジムで本格的に鍛えるためのマシントレーニングをご紹介します。
筋トレ初心者の人でも挑戦しやすいメニューもたくさんあるので、肩こりや姿勢に悩んでいる人もぜひチャレンジしてください。
僧帽筋を鍛えて立ち姿の美しい背中美人を目指しましょう!
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僧帽筋は後頭部から首、肩/鎖骨、背中にかけてついているダイヤのような形(ひし形)をした筋肉です。
肩から左右の肩甲骨の間にある筋肉といえば、イメージしやすいかもしれません。
僧帽筋は表面に見えるアウターマッスルなので、実際に触ってみると僧帽筋の動きがわかります。
肩が凝ってくると肩を揉む動作をする人も多いですよね。
揉んでいる部分も僧帽筋の一部です。
僧帽筋は大きく3つの部位に分けられ、それぞれ役割が違うので順番に説明していきましょう。
僧帽筋は以下の3つの部位に分けられます。
このように僧帽筋は日常のさまざまな動作に使われています。
どの部位がどのような動作に使われているのか知っておくことで「どこに効いているのか」を意識しながら筋トレを行うことができますよ。
仕事中にふと書類に目を落としたときや休憩中にグーッと伸びをしたときなど、僧帽筋が動いていることを意識してみてください。
僧帽筋を鍛えるためのコツとポイントは2つあります。
この2つに気をつけると良いでしょう。
まず1つ目に僧帽筋を意識して筋トレを行うことです。
どんな筋トレをするときにも大切ですが「この部分に効いている」としっかり意識することで筋肉の動きをより実感できます。
2つ目は日常生活に気をつけることです。
とくに長時間同じ姿勢でいると肩の筋肉が緊張してしまいます。僧帽筋もその1つです。首や背中が緊張するような姿勢での作業を続けるのも「肩こり」の原因の1つです。
また猫背や前かがみの姿勢も肩こりの原因になるので気をつけてください。
日頃から「同じ姿勢を続けない」「姿勢を正す」ということを意識して、僧帽筋の緊張が続かないよう意識してみましょう。
ではこの2つのポイントをふまえて、おすすめな僧帽筋トレーニングをご紹介するので参考にしてみてください。
まずはトレーニング初心者の方や女性が簡単にできる筋トレを4つご紹介します。
ペットボトルを使うものもありますが、同じ動作をするだけでもトレーニングになるので、気軽に取り組んでみてくださいね。
アームリフトは座りながら簡単にできる筋トレなので、デスクでも実践できます。
背中や二の腕だけでなく、胸の筋肉も使われるため、デコルテやバストラインを気にする方におすすめです。
慣れないうちは腕をあまり上げていなくてもプルプルしてしまうかもしれません。
つらいと感じたらそこでストップし、筋肉が使われていることを意識してみましょう。
シュラッグはダンベルやバーベルを使って行う僧帽筋の定番ともいえる筋トレですが、ペットボトルやバッグで代用することで、筋トレ初心者でも気軽に行うことができますよ。
シュラッグは僧帽筋上部に働きかけてくれる筋トレです。
日頃から肩が凝りやすい人はぜひ実践してみてください。
肩甲骨を大きく動かすので、肩こりの予防になる筋トレです。
タオルを頭の後ろに引くことで胸が張るので、姿勢の悪さに悩んでいる人にもおすすめです。
タオルを使用するので、お風呂上がりに行うと習慣になりやすいですね。
ペットボトルをダンベル代わりにして行う手軽な筋トレです。
トレーニング初心者の人は500mLのペットボトルからはじめてみるのがおすすめですよ。
ポイントは肩甲骨を寄せるように肘をしっかりと引き上げること。
左右2セットずつ行いましょう。
自宅で本格的に鍛えたいという人は、ジムに行かなくてもできる自重トレーニングがおすすめです。
僧帽筋強化に役立つ筋トレをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
僧帽筋と同時に胸や腕も鍛えることができる筋トレです。
ハードな筋トレなので、初心者は足や膝を床につけて行うプッシュアップから行ってみてください。
デクラインプッシュアップのコツは背中が反らないように気をつけることです。
背中が反ってしまうと腰を痛める原因になるので、体を真っ直ぐにすることを意識して行いましょう。
また、僧帽筋を鍛えるには顔を前に向けることを忘れないでくださいね。
バードドッグは背中や体幹の筋肉を鍛えるトレーニングです。
また脚をのばしたときにお尻にグッと力を入れることで、ヒップアップも目指すことができますよ。
やってみると分かりますが、意外とバランスを取るのが難しいです。
しかしバランスを保つことで体幹と背中を鍛え、美しい背中を目指すことができるので、無理せず少しずつ行ってみましょう。
パイクプッシュアップはお尻をつき上げることで、一般的な腕立て伏せにさらに負荷を加えたトレーニングです。
肩だけでなくお腹にも負荷がかかるので、上半身をバランスよく鍛えられますよ。
トレーニング初心者にはハードな筋トレなので、腕に力がつくまではソファーや椅子など床よりも高い位置に手を置くと、負荷が軽くなるので試してみてください。
「ジムに通って本格的に鍛えたい!」という人は、マシンやダンベルなどの器具を使ってできる筋トレを参考にしてみてください。
ただ筋トレ初心者がいきなり行うと怪我の恐れがあるので、低い負荷から始める、トレーナーなどと一緒に行うなどしましょう。
チンニングは腕や背中のトレーニングでも有名な懸垂のことです。
懸垂マシンにぶら下がって行いますが、手軽に懸垂を行いたいときは鉄棒を使ってトレーニングすることも可能です。
背筋を伸ばして行うことがチンニングのポイントです。
あまり反動をつけずに背中の筋肉を使うイメージで行ってみてください。
アップライトローイングはバーベルを使ったトレーニングですが、最初はダンベルから始めるのがおすすめです。
アップライトローイングは僧帽筋や三角筋を鍛えることができるので、美しい背中はもちろん肩のラインが気になる人にも実践してみてほしい筋トレです。
ポイントは、背筋を伸ばして呼吸を止めずに行うことです。
また肘が外側に向くように意識すると、スムーズにトレーニングができますよ。
シーテッドローイングはローイングマシンを使って行います。
背中をバランスよく鍛えられるため、ジムに行ったらぜひ挑戦してみてほしい筋トレです。
背筋が伸びていることを確認しながら行いましょう。
また、腕に力を入れると僧帽筋がうまく使われないので、僧帽筋や背中を意識して使ってみてくださいね。
ラットプルダウンはラットマシンを使って行うマシントレーニングの1つです。
バーを引っ張って背中や肩を鍛えることができるマシンですが、僧帽筋を鍛えるなら頭の後ろに向けてバーを引っ張る「バックラットプルダウン」がおすすめです。
ラットプルダウンは体の前側に引いたり逆手で引いたりすることで、さまざまな部位を鍛えることもできるので、慣れてきたら実践してみましょう。
僧帽筋の筋トレは続けて行うことで、しなやかな背中や美しい姿勢を作るために役立ちます。
まずは無理せず、自分の筋力やライフスタイルに合った筋トレを選んで取り組んでみてくださいね。
まずは簡単なものから始めて、慣れてきたらマシンやダンベルを使ったトレーニングに挑戦してみるのもおすすめです。
また、バランスの取れた食事や規則正しい食生活も、美ボディを作るためには大切です。
正しい生活習慣と僧帽筋トレーニングで、若々しく美しいデコルテや背中を目指しましょう!
※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2020年1月20日)のものです。また、画像は全てイメージです。
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