顔が痩せない理由は?顔ダイエットは脂肪燃焼とむくみ・たるみ対策がポイント!

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

「ダイエットをしてもフェイスラインがすっきりしない」
「そこまで太っているわけではないのに、顔だけがぽっちゃりしている」

そんな悩みを抱えていませんか?
顔が大きく見えてしまうのにはさまざまな原因があり、小顔を目指すにはその原因に合わせた対策が必要です。

そこで今回は、顔がなかなか痩せない原因と、フェイスラインにアプローチするトレーニングやマッサージ方法をご紹介します。

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1. ダイエットをしても顔が痩せない原因と対処法

せっかくダイエットに成功しても、顔がぽっちゃりしていることで太って見られるのは悲しいですよね。
ダイエットをしても顔が痩せない場合、以下のような原因が考えられます。

  • 顔に脂肪がついている
  • 顔がむくんでいる
  • 表情筋が衰えている

では早速1つずつ解説していきます。

(1) 顔の脂肪は落としにくい

こんな人は「脂肪タイプ」かも…

  • 耳から顎にかけてのラインが気になる
  • 体が全体的にぽっちゃりしている

肥満体型に関する悩みのひとつに、顔についてしまう皮下脂肪があります。

とくに咬筋周辺(耳の下あたりから顎先にかけて) と口角の下辺りは、太っている人と痩せている人では脂肪の付き方に差が出やすい部分です。

皮下脂肪は内臓脂肪に比べてゆっくりと脂肪を蓄積し、エネルギーもゆっくり出すため、落とすのに時間がかかるといわれています。

そのため、食事コントロールや運動をしていても、顔についた皮下脂肪にはすぐに変化が起こりづらいと考えられます。

<対処法>
顔の脂肪は落ちづらいとはいえ、根気よく脂肪を減らしていけば皮下脂肪にもアプローチできます。
体に脂肪がつきにくくするには、バランスの良い食事、有酸素運動、筋肉トレーニングに効果が期待できます。

また、ダイエットを開始してまだ間もない方は、まずはある程度の期間継続してみましょう。

(2) 顔がむくんでいる

こんな人は「むくみタイプ」かも…

  • デスクワークが多い
  • 味の濃い食事が好き
  • 運動不足

むくみとは、体の組織の中の液体の量が過剰になった状態のことです。
通常、体内の水分や電解質は一定の幅に保たれるようコントロールされています。

むくみには、病気によるむくみのほか、日常生活でみられる軽いむくみ(病気ではない)があります。
日常生活の軽いむくみは、以下の4つのポイントが影響を与えている可能性も考えられます。

#1: 血行不良

体内の水分は血液とともに全身を巡っています。
血液やリンパ液の流れが滞ると、一定の場所に水分が溜まりやすくなるといわれています。

ただしこれは重力や運動不足によって起こる一時的なむくみであることが多く、1日の終わりには血液が溜まる結果として、正常でも軽いむくみがみられます。

<対処法>
長時間同じ姿勢でいることを避ける。
デスクークなどは休憩を取りながら行い、合間にストレッチやマッサージを取り入れましょう。
運動不足による筋力の低下を防ぐため、適度な運動を心がけましょう。

#2: 塩分の摂りすぎ

体には体内の塩分濃度を一定に保つ機能があります。
塩分を摂りすぎてしまうことで、体が塩分を薄めようと体内に水分を溜め込みやすくなります。

<対処法>
塩分控えめの食事を心がけましょう。
日本人の食事摂取基準(2015年度版)では食塩の摂取は成人男性で1日あたり8g未満、成人女性では1日あたり7g未満を目標にするとよいといわれています。

ただし最近の調査結果によると、成人男女どちらもこの目標値を平均2g程度上回っている状況なので、すでに塩分の摂りすぎになっている方も多いかもしれません。

#3: 飲酒

血中のアルコール濃度が高くなると血管が拡張し、血管から水分が漏れ出すことによって水分バランスが崩れやすくなります
またお酒を飲む際は、一緒に塩分の強い食事を摂ることも多いため、塩分摂取の影響によってむくみが起きることも考えられます。

さらに、飲酒によって抗利尿ホルモンが抑制され、利尿が増えることで脱水になります。
脱水になると、血管内に水分が少ないため喉の乾きを感じます。
その結果、さらにお酒を美味しく飲めてしまい、体内の水分量が増えることになります。

<対処法>
過度な飲酒は控えましょう。
また、おつまみに塩分の多い食材を食べることは避けましょう。

#4: 月経による影響

月経前は、排卵後に分泌が増える女性ホルモン、「プロゲステロン」の影響により体に水分を溜め込みやすくなります。

<対処法>
PMS(月経前症候群)はストレスによって症状が悪化するともいわれています。
しっかり睡眠をとり、リラックスできる時間を取りましょう。

また、基礎体温を測り、自分の月経周期を把握しておくと対処しやすくなります。
無理のない範囲で、顔のマッサージなどを取り入れてもよいでしょう。

(3) 表情筋が衰えている

こんな人は「表情筋衰えタイプ」かも…

  • 年齢とともに顔のラインが変わってきた
  • 1人の時間が多く、無表情でいることが多い

顔にある20以上の表情筋は、年齢とともに、特に30代後半からたるんでくるといわれています。

表情筋は他の筋肉(骨格筋)とは違い、骨だけではなく皮膚にも付着している筋肉です。
表情筋の複雑な動きと一緒に皮膚が動くことにより、私たちは豊かな表情を作ることができます。

とはいえこの性質により、表情筋がたるむと顔の皮膚も一緒にたるんでしまいます。

顔全体がたるんでしまう「ブルドッグ顔」にならないためにも、対策をしっかり取るようにしましょう。

<対処法>
小顔グッズとしてよく使われる美顔ローラーは、継続的に使用することで表情筋の筋肥大に一定の効果があるのではないかと考えられます。
また、使い続けることで、肌のハリや艶、顔色に変化を感じる方も。

おすすめのグッズや表情筋にアプローチするトレーニングは、後ほどご紹介します。

2. 顔の筋肉を動かす運動


ここからは、顔の筋肉を動かす運動を紹介します。

(1) 顔の下半分を引き上げる「あ・い・う運動」

  1. 目尻の下に指を添えて、「あ〜」と言いながら、上の前歯が8本以上見えるまで頬を引き上げる。口角のあたりからこめかみに向かう筋肉を意識する
  2. 黒目の下あたりに指を添え、「い~」と言いながら、上の前歯が6本以上見えるまで上唇を上げる。頬で指を挟むイメージで。上唇のあたりからこめかみにかけての筋肉を意識する
  3. 人差し指を小鼻の脇に添える。小鼻の横にある縦長の筋肉を意識して、「う~」と言いながら、唇を前に突き出す。添えた指は頬を持ち上げるようにする

<ポイント>
眉間にシワが寄らないよう気をつけましょう。

(2) 顔のむくみを解消する「顔ヨガ」

  1. 鼻から大きく息を吸ったら、顔のすべてのパーツをくしゃっと中心に寄せる。
    その後、口から息をシューっと吐く(息を吐き切る前にステップ2へ)
  2. 「わー」と口をあけながら、顔の筋肉を外に大きく広げ、最後まで息を吐き切る
  3. 「わー」の口はそのままで、もう一度鼻から息を吸う。舌を下方向に思い切り出しながら、息を吐き切る

<ポイント>
しっかり正面を向いて行いましょう。

(3) 口周りのたるみを改善する「舌回し体操」

  1. 口を閉じた状態で、舌で歯の周りをグルグルなぞる(2〜3秒で1周)
  2. 左右それぞれ10回ずつを3セット繰り返す

<ポイント>
目をしっかりあけて行いましょう。

3. 顔マッサージ

(1) 顔のたるみを予防するマッサージ

顔の筋肉の疲労やたるみにアプローチするマッサージです。
頭皮を動かすようなイメージで、額の筋肉をしっかりと持ち上げるのがポイントです。
頭皮、額、頬の皮膚は繋がっているので、全体が動くことを実感できるはず。

#1: <マッサージ方法>

  1. 髪の生え際に指を3本ほど添え、後ろに引き上げるイメージで、優しく押す
  2. 頬骨も同じく、上に向かってやさしく引き上げる

(2) 血行を促す耳マッサージ

耳をほぐすことで顔全体の血行を促すマッサージ。
長時間のデスクワークの後や、入浴中にもおすすめです。
終わった後は耳や顔全体がポカポカして、とてもすっきりしますよ。

#1: <マッサージ方法>

  1. 痛気持ちいいくらいの強さで、外側に耳を引っ張る
  2. 耳を引っ張った状態で、引き上げながら後ろにグルグルと回す(10回×3セット)
  3. 耳の穴を塞ぐように耳をたたみ、心地よい程度に圧迫しながらリラックス
  4. 頬を覆うように人差し指と中指で耳を挟み、激しく上下させる

(3) 顔の筋肉を緩めるモダイオラスほぐし

「モダイオラス」とは、口角の横、ほうれい線上にある筋肉の集まる部位のことです。
紹介するマッサージには、このあたりをほぐすことで凝り固まった顔の筋肉を動かしやすくする狙いがあります。

#1: <マッサージ方法>

  1. 右手の親指を口に入れ、左頬の内側からモダイオラスをほぐす。
    このとき、人差し指は頬に添え、親指と人差し指でモダイオラスを挟みこむようにほぐしていく
  2. 反対側も同様に行う

4. ダイエットで小顔に変わるためには

顔が大きく見える原因の1つである皮下脂肪は、一度ついてしまうと内臓脂肪に比べて落としづらく、厄介な存在です。
これまでのダイエットで、顔がなかなか痩せなくて諦めていた…という方も多いのではないでしょうか。

しかし長期的なダイエットによって皮下脂肪を落とせば、小顔に変わることは可能です。

そのためには顔だけではなく、体全体の脂肪を落とすアプローチを行うことが大切。
小顔を目指すなら、顔の運動はもちろん、脂肪を燃焼する有酸素運動や食事管理も取り入れるとよいでしょう。

(1) ダイエットで顔が小さくなるのはいつから?

ダイエットをどのくらい続ければ顔の大きさが変わるのでしょうか?
できればすぐに変化を実感したいところですが、個人差があるため期間は一概には言い切れません。

とはいえ落とすのに時間がかかる皮下脂肪の性質を考えると、焦らずに長い目で見ることが大切
まずはいかにダイエットを継続するかが小顔への第一歩といえるでしょう。

ダイエットを長続きさせるには、ストレスなど精神面のケアも重要なポイントです。
ストレスが大きいとダイエットに挫折してしまう可能性があるだけでなく、イライラしたり過食や拒食を引き起こす場合もあります。

たまには友人とランチに出かけたり、お風呂やストレッチでリラックスしたり、自分に合ったストレス解消法を持つとよいでしょう。

体全体の脂肪が減ってくれば、徐々に顔がスッキリするのを実感できるはず。
ぜひ諦めずにダイエットを続けてくださいね!

5. おすすめの顔痩せ器具・グッズ4選

ここでは、顔痩せを目指す方におすすめのグッズをご紹介します。
気軽に小顔対策をしたい方は検討してみてはいかがでしょうか。

(1) 頬麗美人

株式会社コナミスポーツライフより引用

口にくわえることで気軽に表情筋のトレーニングができる、歯科医考案の美容グッズ。
口輪筋、頬筋、舌骨上筋などを顔の内側(口の中)から鍛えることにより、美しいフェイスラインを目指します。

1回5分のエクササイズなので、忙しい方も取り入れやすいのではないでしょうか。
また頭を大きく動かしたり、両手がふさがったりすることがないため、テレビを見ながら、メールを返しながらなど「ながらトレーニング」ができるのも嬉しいポイント。

基本情報
商品名 頬麗美人
商品販売会社 コナミスポーツライフ
購買ページ 頬麗美人 | コナミスポーツクラブ オリジナル | 株式会社コナミスポーツライフ

(2) フェイシャルフィットネス パオ

パオ公式通販サイトより引用

大学、美容機関と研究を重ね開発された、顔トレーニング用グッズ。
家電量販店などで見たことがある方もいるのではないでしょうか。

独自の技術により、首を振るだけで顔に効率よく負荷をかけ、顔の下半分に集中的にアプローチします。
1回30秒〜、1日2回の使用が目安です。

また3種類のバランスウエイトが付属しており負荷調整が可能なので、慣れてきたらより負荷の大きいトレーニングも可能です。

基本情報
商品名 フェイシャルフィットネス パオ
商品販売会社 株式会社 MTG
購買ページ PAO-パオ 公式通販サイト| MTG ONLINESHOP

(3) ミリオンスマイルT ターボ

株式会社スターアベニュー 公式ページより引用

目、鼻、口、フェイスラインの筋肉にアプローチする美顔器。
微弱電流やEMSを、音波振動やヒーターと組み合わせることで、ウォーミングアップからトレーニングまでを1台で行うことができます。

美顔整体の施術を再現した、頬を挟み込む構造になっており、顔の内側と外側の両方からのアプローチが可能です。

基本情報
商品名 ミリオンスマイルT ターボ
商品販売会社 株式会社スターアベニュー
購買ページ ミリオンスマイルT(ターボ) – 株式会社スターアベニュー 公式ページ

(4) リファ カラットレイ

ReFa (リファ) 公式通販より引用

内蔵のソーラーパネルから微弱電流を発生させながら、引き締まった肌へ導く美顔ローラー。
肌に吸い付くような心地よい感覚、そしてなかには使用後のフェイスラインのポジティブな変化の口コミもあり、人気となっている商品です。

電気は使っておらず、防水仕様のため、お風呂の中でも使用できます。
こちらは顔を含む全身に使えるタイプのものですが、顔・デコルテ専用の「リファカラットレイ フェイス」も販売されています。

基本情報
商品名 リファ カラットレイ
商品販売会社 株式会社 MTG
購買ページ リファカラット ReFa CARAT | ReFa (リファ) 公式通販 | MTG ONLINESHOP

6. 顔もダイエットして小顔を手に入れよう!

顔の大きさやフェイスラインの崩れは、むくみや表情筋の衰えなど、ダイエットだけでは解決できないさまざまな原因が影響していると考えられています。
まずは自分に当てはまる原因を知り、適切に対策することが大切です。

ただし、体全体の脂肪が多いと、顔の皮下脂肪が増える傾向があるのも事実。
バランスの良い食事、有酸素運動などを基本としながら、トレーニングやマッサージを実践し、引き締まった美しいフェイスラインを目指してくださいね。

※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2019年9月24日)のものです。

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