体重も食事も、これひとつで
2019.10.22
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「お酒は楽しみたいけれど、太りたくない。」
「最近体重が増えたのは、もしかしてお酒のせい?」
お酒の場は楽しくて、付き合いとして必要なことも多いですよね。
しかし、お酒のせいで太ってしまうのではないかと悩んでいませんか?
実は、お酒の種類や飲み方を注意することで、体重への影響を抑えることができるんです!
ここではお酒とカロリーの関係、太りにくいお酒の種類や飲み方などを紹介します。
この記事を読めば、お酒を楽しみながら理想のスタイルを維持できるでしょう!
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「お酒が太るのはカロリーが高いから」と思っている人もいるではないでしょうか?
結論からいうと、お酒が太る理由はカロリーの摂りすぎだけではないのです。
まずは、お酒のカロリーや栄養素について解説します。
お酒に含まれるアルコールのカロリーは1gあたり7.1kcal。
ビール1本350mLで計算すると、アルコールだけで約100kcalになります。
しかしビールにはアルコール以外の成分も含まれているので、全体としては1本350mLあたり140~220kcalほどになります。
お酒のカロリー目安を一覧表で比較してみましょう。
お酒の種類 | 100g当たりのエネルギー
(kcal) |
1杯当たりのエネルギー目安
(kcal) |
ジン | 284 | 85(30mL) |
ウォッカ | 240 | 72(30mL) |
ウイスキー | 237 | 71(30mL) |
ブランデー | 237 | 71(30mL) |
焼酎(連続式蒸留しょうちゅう) | 206 | 62(30mL)
371(1合) |
梅酒 | 156 | 280(1合) |
焼酎(単式蒸留しょうちゅう) | 146 | 44(30mL)
263(1合) |
スイートワイン | 133 | 166(125mL) |
紹興酒 | 127 | 38(30mL)
229(1合) |
日本酒(普通酒) | 109 | 196(1合) |
日本酒(本醸造酒) | 107 | 193(1合) |
日本酒(吟醸酒) | 104 | 187(1合) |
日本酒(純米酒) | 103 | 185(1合) |
日本酒(純米吟醸酒) | 103 | 185(1合) |
ワイン(ロゼ) | 77 | 96(125mL) |
ワイン(白) | 73 | 91(125mL) |
ワイン(赤) | 73 | 91(125mL) |
ビール(スタウト) | 63 | 220 (350mL) |
缶チューハイ(レモン風味) | 52 | 182 (350mL) |
ビール(黒) | 46 | 161 (350mL) |
発泡酒 | 45 | 158 (350mL) |
ビール(淡色) | 40 | 140 (350mL) |
お酒のカロリーは、アルコール度数やアルコール以外に含まれる成分によっても異なります。
飲む量が多くなりやすいお酒は、摂取カロリーも増えやすくなるでしょう。
摂取カロリーが増えるほど太る可能性は高くなります。
アルコールのカロリーは、体に蓄積されにくく、すぐに熱に変わります。
他の栄養素を含まないという意味で、「エンプティカロリー」とも呼ばれているのです。
アルコールがエネルギーにならないとまではいきませんが、実際に測定されるカロリーは1gあたり7.1kcalより低くなるとも考えられています。
ではなぜ「お酒は太る」といわれているのでしょうか?
原因はいくつかありますが、まずひとつ考えられるのはお酒に含まれる「糖質」です。
糖質を摂取すると、血液中のブドウ糖の量(血糖値)が上昇します。
血糖値が上がると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血液中のブドウ糖を体の組織に取り込むようはたらきかけるのです。
このとき、糖質を多く摂りすぎるとインスリンの分泌も多くなります。
インスリンには、脂肪合成を促進して脂肪分解を抑制する作用があるので、糖質を摂りすぎた場合は体内で脂肪が蓄積されやすくなる可能性があります。
ついついお酒を飲みすぎてしまう、という人は糖質の少ないお酒を選ぶこともスタイル維持にとって大切なことかもしれません。
太りにくいお酒の飲み方のひとつとして「糖質の少ないもの」を選ぶことをおすすめします。
ここからは糖質の少ないお酒を上手に選ぶ3つのポイントを紹介します。
蒸留酒には糖質が含まれていません。
その理由は「蒸留」という過程で、もともと含まれていた糖質が取り除かれるためです。
蒸留酒には焼酎やウイスキー、ジンなど多くの種類があります。
好みに合うお酒を選びやすいところも、蒸留酒の魅力ですね。
蒸留酒はそのままロックで飲む人もいますが、ソフトドリンクで割って飲む人もいるでしょう。とくにジンやウォッカといった蒸留酒は、甘みのあるジュースやソフトドリンクで割ったカクテルも人気があります。
しかしジュースや甘みのあるソフトドリンクにも糖質が含まれており、また飲みすぎることでカロリー過多にもなってしまいます。
割って飲むときは、水割りやお茶割り、または炭酸水などで割って飲むようにしましょう。
最近では糖質をカットしたアルコール飲料も販売されています。
お酒が太る理由は糖質だけではありませんが、糖質オフタイプを選ぶこともスタイル維持の1つの方法といえるでしょう。
ただしアルコールの飲みすぎは、体重だけではなく健康そのものにも影響を及ぼします。
糖質オフタイプのお酒を選んでいても、飲む量には十分気をつけたいですね。
ここからは、ダイエット中にどうしてもお酒を飲みたい場合におすすめな太りにくいお酒を4種類をランキング形式でご紹介します。
お酒ごとにコンビニでも買えるおすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
焼酎は、米、麦、芋などを原料につくられる蒸留酒です。
シンプルな水割りを飲む方も多くいますが、寒い日にはお湯割りで飲むこともできます。
またシソやトウモロコシ、栗といった素材を原料にした変わり種の焼酎は、最近女性からの人気も高まっています。
焼酎は種類も豊富なので、飽きずに楽しめるお酒です。
コンビニでも手軽に購入できる焼酎を使用した酎ハイなどは、糖質量も控えめなものが多いのでダイエットを意識している人でも飲みやすいでしょう。
基本情報 | |
商品名 | Takara 焼酎ハイボール(ドライ) |
商品販売会社 | 宝酒造株式会社 |
特徴など |
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基本情報 | |
商品名 | 宝焼酎のやわらかお茶割り |
商品販売会社 | 宝酒造株式会社 |
特徴など |
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ウイスキーは、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀類を原料とした蒸留酒です。
ウイスキーを本格的に楽しむには、ロックがおすすめといわれますが、なかにはそのままでは飲みにくいという人もいるのではないでしょうか?
そんな人におすすめの飲み方が「ハイボール」です。
ウイスキーを炭酸水で割った飲み方で、すっきりとした味わいが人気ですね。
ただし炭酸水は無糖タイプのものを選びましょう。
手軽にハイボールを楽しみたい人は、缶チューハイタイプも便利です。
基本情報 | |
商品名 | サントリー角ハイボール缶 |
商品販売会社 | サントリースピリッツ株式会社 |
特徴など |
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基本情報 | |
商品名 | トリス ハイボール缶 |
商品販売会社 | サントリースピリッツ株式会社 |
特徴など |
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ジンは麦芽、トウモロコシ、ライ麦などを原料とした蒸留酒で、ボタニカルと呼ばれるハーブを浸漬することが特徴です。
ウォッカもジンと同じくトウモロコシや大麦、ライ麦を原料とした蒸留酒になります。
蒸留した原酒を白樺の炭を使って濾過する製法が特徴です。
どちらもカクテルに使われるお酒ですね。
しかし体重を気にする人は、甘いカクテルは避けて、無糖の炭酸水で割ったものを選びましょう。
ライムやレモンを搾るとさらにスッキリ味わえます。
ウォッカベースの缶チューハイは、さまざまなフレーバーが登場しており、糖質を抑えたタイプも豊富です。
基本情報 | |
商品名 | キリン 氷結®ZERO シチリア産レモン |
商品販売会社 | キリンビール株式会社 |
特徴など |
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基本情報 | |
商品名 | 99.99(フォーナイン)クリアドライ |
商品販売会社 | サッポロビール株式会社 |
特徴など |
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ブランデーはブドウなどの果実を原料につくられる蒸留酒です。
ワインを蒸留したもの、という考え方もできるので、ワイン好きの女性にはおすすめできます。
ブランデーを本格的に味わうなら、ストレートで飲むことが主流といわれています。
ただしアルコール度数が高いので、ゆっくりと時間をかけて飲みましょう。
以下に、お酒の中でも糖質の含有量が多いものをピックアップしました。
ダイエット中の人や糖質を気にする人は、お酒を選ぶときの参考にしてはいかがでしょうか?
お酒の種類 | 100g中の炭水化物(g) |
梅酒 | 20.7 |
スイートワイン | 13.4 |
ロゼワイン | 4.0 |
日本酒(純米酒) | 3.6 |
日本酒(本醸造酒) | 4.5 |
日本酒(吟醸酒) | 3.6 |
日本酒(純米吟醸酒) | 4.1 |
ビール(スタウト) | 4.9 |
ビール(黒) | 3.6 |
ビール(淡色) | 3.1 |
お酒の中でも糖質量が多いもののひとつが梅酒です。
梅酒の一般的な作り方は、20度以上のアルコール度数のあるお酒に青梅と氷砂糖などの糖類を加えて作ります。
梅酒は甘みがあるので、女性にも人気のお酒です。
しかし大量の砂糖が入っているため、糖質もカロリーも高くなりがち。
飲みやすさから、ついたくさんの量を飲んでしまうリスクもあるので、ダイエットを意識している女性は避けたほうがよいお酒といえるでしょう。
ワインも女性に人気のお酒ですね。
中でも、特にスイートワインやロゼワインは他のワインに比べると糖質が高い傾向にあります。
甘みがあり飲みやすい口当たりのお酒ですから、想像以上にたくさん飲んでしまうこともあるでしょう。
日本酒は蒸した白米に麹と水を加えて作るお酒です。
梅酒やスイートワインと比較すると、糖質量はやや少ないですが、日本酒好きな人は飲む量に注意しましょう。
太るお酒のイメージが強いビール。
蒸留酒に比べると、確かに糖質量は多いといえます。
しかしビールが太りやすい原因のひとつとして「飲む量」も関係しているでしょう。
ビール(淡色)と日本酒(純米酒)に含まれる糖質は、比較的近い量です。
しかし一般的なビール中ジョッキ1杯は500mL、日本酒1合は180mL。
どうしても飲む量が多くなりやすいビールは、糖質の量を気にした方がよいお酒といえるでしょう。
理想のスタイルを目指すためには、お酒と一緒に食べる「おつまみ」にも注意が必要です。
お酒を飲んで太ってしまった人の多くは、実は「お酒」そのものが原因ではないこともあるのです。
お酒を飲むと食欲が増進します。
楽しい雰囲気もあって、ついつい食が進んでしまうこともありがちです。
おつまみには枝豆や梅きゅうりなど、野菜を中心とした噛み応えのあるものを選ぶと食べ過ぎ防止になります。
また同じ鶏肉料理を選ぶ際も、油で調理した唐揚げではなく、油を使わない焼き鳥を選ぶ、など意識することも大切ですね。
体重が気になる人は、お酒を飲む際に「糖質」に着目してみるのはいかがでしょうか?
糖質が少ない蒸留酒を水やお茶で割ったものであれば、ダイエット中でも飲みやすいですね。
お酒を飲む際は、おつまみの種類にも気をつけましょう。
野菜を中心としたメニューを選び、噛み応えのあるもので食欲をセーブすることも重要です。
お酒の種類や飲む量を意識することで、ダイエット中でもおいしいお酒が楽しめますよ。
※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2019年9月25日)のものです。また、画像はイメージです。
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