ランニング中に音楽を聴くメリットは?注意すべき5つのポイント

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

「ランニング中に聴く音楽はどんな曲がいいの?」
「ランニング中に音楽を聴くことでどんなメリットがあるの?」

ランニングを始めた人の中には、ランニング中に音楽を聴くことに大してさまざまな疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。

確かにランニングをしているときに音楽を聴いている人をよく見かけますよね。

実はランニング中に音楽を聴くことでさまざまなメリットがあるんですよ!

この記事では、音楽がランニングにもたらすメリットや適切な音楽、聴くときの注意点を紹介します。

最後にはおすすめの曲を紹介するので、ランニングで音楽を聴きたいという人は参考にしてみてください。

気持ちが盛り上がるような音楽を聴いて、楽しくランニングをしましょう!

合わせて読みたい!
初心者ランナー必見!減量に効果的なランニングのトレーニング方法5つ

体重も食事も、これひとつで

ダイエットや健康維持など、健康を管理したい人にはFiNCがおすすめ。
体重、食事、歩数、運動、睡眠、生理をまとめて1つのアプリで記録することができます。
しかも記録することで毎日FiNCマイルがもらえ、ランクに応じて貯まったFiNCマイルで豪華賞品と交換できます!


 

アプリを無料で使ってみる

1. 音楽がランニングにもたらす2つの効果

音楽がランニングにもたらす2つの効果

ランニング中に音楽を聴くと一体どのような効果があるのか紹介します。

ランニングにもたらすメリットは以下の2つです。

  1. ランニングに飽きない
  2. 一定のリズムで走れる

それぞれの効果を具体的に紹介します。

(1) ランニングに飽きない

ランニングに飽きない

ランニング中に音楽を聴くことでランニングに飽きないようにすることができます。

音楽を聴いている人のほとんどがこの理由ではないでしょうか。

ランニングには風景を眺めるという楽しみ方がありますが、毎日同じコースを走るとさすがに見慣れてしまいますよね。

そうすると、ただ走るだけになってしまい、ランナーズハイに入るまで退屈な時間を過ごすことになります。

ある程度距離を走ると疲れが出てきますし、ただ走るだけの時間が苦痛に感じてしまう人もいるかもしれません。

辛い時間が続くと、どうしてもランニングに対するモチベーションが低下してしまいます。

そこで、モチベーションを下げないために、辛い時間帯に音楽を聴くことが有効なのです。

音楽を聴くことで苦痛の時間帯を楽しい時間に変えてしまえば、ネガティブ感情を緩和することができます。

好きな音楽やアップテンポの曲を聴いていると、なおさら気分は上がるでしょう。

ランニングを継続するためにはいかにランニングの時間を楽しめるかが重要なので、音楽を聴くことはランニングに効果的なのです。

(2) 一定のリズムで走れる

一定のリズムで走れる

音楽を聴くことで一定のリズムで走れるようになります。

ランニングでは呼吸を乱さないように一定のペースを維持することが重要です。

ペースがバラバラになり呼吸が乱れてしまうと、十分な酸素を全身に供給できなくなり、体脂肪を上手くエネルギーに変換できなくなってしまうこともあります。

音楽を聴かずに走ると自分でペースを調整しなければならなくなりますが、音楽を聴くことで自然と曲のリズムやテンポに合わせて走るようになり、安定したペースで走りやすくなるのです。

音楽を聴かないで走ると無意識にペースを上げたり下げたりしてしまうので、安定したペースで走れるようになるまでは音楽の力を借りるのも有効でしょう。

関連記事はこちら!
どのくらいの距離を走るのが理想的?ランニングの効果と長距離を走るコツ

2. ランニングに適切な音楽

ランニングに適切な音楽

ランニング中に聴く音楽は、リズムに乗りやすい曲がおすすめです。

聴いていると自然にリズムをとってしまうような曲を選びましょう。

ジャンルでいえば、ロックやヒップホップ、ポップソングあたりの速すぎず遅すぎずの曲調がおすすめです。

スローテンポのバラードやフォークソングはペースがゆったりしているので、曲のリズムと走るペースが合わないという人がいるかもしれません。

また、メタルなどアップテンポのリズムを刻む曲は、ペースを上げ過ぎてしまう可能性があるので、ランニング時は控えた方が良いでしょう。

自分の好みの曲調とランニングに適切な曲調が合わないことも考えられます。

そのときは、ランニングに適した曲調の中から好みの曲や歌手で選ぶと良いでしょう。

3. ランニング中に音楽を聴くときの5つの注意点

ランニング中に音楽を聴くときの5つの注意点

ランニング中に音楽を聴くことは良いことなのですが、気を付けなければならないことがあります。

音楽を聴くときの注意点は5つです。

  1. 音量を上げ過ぎない
  2. 周りの音が聞こえるようにする
  3. 音楽プレーヤーは手に持たない
  4. 曲のリズムを一定に保つ
  5. 周囲を気にしながら走る

ランニング中に音楽を聴くことはメリットもありますが、危険な行動でもあります。

音楽を聴くのは良いですが、必ず注意事項を守る必要があるでしょう。

(1) 音量を上げ過ぎない

音量を上げ過ぎない

ランニング中に音楽を聴くときは、必ず音量を上げ過ぎないようにしてください。

テンションを上げるために音楽を聴くので、つい音量を上げがちです。

しかし、音量を上げ過ぎると周囲の音が聞こえなくなり、大変危険です。

周囲の音が聞こえないと、周りの状況に気づきにくいことです。

例えば、歩道がない道路を周囲の音が聞こえないほど大音量で音楽を聴きながら走っているとします。

そんな状態だと、日中であれば後ろから接近してくる自動車に気づかないかもしれません。

もし、後ろから来る自動車に気づかず、自動車が横を通るタイミングで車道側に一歩ずれてしまったら、怖ろしい事故が起きる可能性も。

周囲の音が聞こえるくらいの音量だったら、前を向いて走っていてもエンジン音やタイヤ音で自動車の存在に気づき、事故を防ぐことができます。

そのため、安全面を考えて、音量は上げ過ぎないようにしてください。

自分の足音が聞こえるくらいの音量であれば、周囲の音は聞こえます。

音楽に入り込むのではなく、あくまでBGMとして聴くようにしましょう。

(2) 周りの音が聞こえるようにする

周りの音が聞こえるようにする

どうしても音量を上げて音楽を聴きたいという人は、物理的に周りの音が聞こえるようにすると良いでしょう。

おすすめは、片方の耳で音楽を聴くことです。

両耳で音楽を聴くと、音量を下げていても曲に聞き入ってしまい、周りの音をシャットアウトしてしまう可能性があります。

また、ヘッドホンやイヤホンにノイズキャンセリング機能がついていると、外部の音を打ち消す音を出して周りの音が聞こえなくなることも。

そのため、音量を調節するだけでなく、片方の耳をオープンにすることで、より確実に外部の音を察知できるようにしましょう。

片方の耳だけで音楽を聴くのにヘッドホンタイプは向かないので、イヤホンタイプを使用することをおすすめします。

音楽機器とBluetoothで接続して使用するコードレスイヤホンを使えば、片方の耳だけイヤホンをつけていてもコードが邪魔になるということはないでしょう。

(3) 音楽プレーヤーは手に持たない

音楽プレーヤーは手に持たない

ランニング中は音楽プレーヤーを手に持たないようにしましょう。

音楽プレーヤーを手に持つと、ランニングフォームが左右に乱れる可能性があるからです。

ランニングフォームが崩れれば、呼吸も乱れ、エネルギー消費の効率が悪くなることもあります。

また、音楽プレーヤーを握ることで、走るのに余計な力が肩や腕にかかるため、影響はないと思っていても知らない内に体力を消費しているのです。

音楽プレーヤーはアームホルダーやウエストポーチに入れるなどして、安全に持ち運びましょう。

(4) 曲のリズムを一定に保つ

曲のリズムを一定に保つ

ランニング中に聴く音楽はなるべく同じジャンルでまとめて、曲のリズムを一定に保つようにしてください。

ランニングで重要なのは同じペースを維持することなので、音楽のリズムに乗って走るのであれば、曲のリズムも似たようなものを並べる必要があります。

リズムの異なる曲を並べると、曲が変わると同時に、走るペースの変更を余儀なくされるでしょう。

ペースが乱れると、次のペースに慣れるまでに時間がかかり余計な体力を消費してしまうので、むやみにペースを乱さないようにしてください。

リズムに乗りやすい曲でも違うジャンルを並べると、走るペースが変わる可能性があるので、曲選びも重要ですよ。

(5)周囲を気にしながら走る

周囲を気にしながら走る

音量を小さくしたり片耳をオープンにしたりしても、音楽を聴いていると周囲への注意が散漫になることがあるので、周囲を気にしながら走ることを意識してください。

自動車や自転車はタイヤ音で気づくかもしれませんが、他のランナーや歩行者は発する音が小さいので、気づかずに接触する危険性が高いです。

安全性の点では音楽を聴かないのが一番良いのですが、音楽を聴くことが前提であれば、その都度自分の目で周囲の安全を確認するしかありません。

したがって、自動車や自転車の交通量が多い場所では、なるべく視線を上げたり後方を確認したりしましょう。

周りが避けてくれると思っていると思わぬ事故に巻き込まれる可能性があるので、自分の身は自分で守ることが重要ですよ。

合わせて読みたい!
初心者ランナー必見!減量に効果的なランニングのトレーニング方法5つ

4. ランニングにおすすめの音楽5選

ランニングにおすすめの音楽5選

ここでは、ランニングにおすすめの音楽を紹介します。

紹介する曲は以下の5曲です。

  1. Runner
  2. 負けないで
  3. Happiness
  4. ピースサイン
  5. TRAIN‐TRAIN

多くのランナーに好まれる音楽を人気順に紹介するので、選曲の参考にしてみてください。

(1) Runner

Runner

ランニングで気持ちが上がる曲の代表ともいえる、爆風スランプの「Runner」。

曲名からしてランナーの気持ちを代弁してくれているような曲なので、走っているときにこの曲を聴くと知らない内に高揚感を抱くことができるのではないでしょうか。

Aメロの歌いだしからリズムに乗りやすく、自然と足が動き出しそうなサビの疾走感は何回聴いても体を奮い立たせてくれそうですよね。

24時間テレビでもよく耳にするので、頑張って走っている自分を励ましてくれているかのように感じるでしょう。

モチベーションを上げるためにコースの序盤に聴くと、頑張るぞという気持ちにさせてくれますね。

(2) 負けないで

負けないで

次におすすめの曲はZARDの「負けないで」です。

誰もが一度は聴いたことがある曲でしょう。

頑張っている人の応援ソングで納得の一曲なのではないでしょうか。

とにかく歌詞から勇気をもらえるので、少しペースが落ちてきたときやランニングの終盤に聴きたい曲ですね。

気持ちが挫けそうになったときやきつくなり始めたころに、この曲を聴くと「あともうちょっとがんばろう!」という気持ちにさせてくれるでしょう。

この曲を聴いて、物語の主人公になった気持ちで走りましょう。

(3) Happiness

Happiness

嵐のHappinessは、Aメロからサビまで心地よいリズムが続きます。

この曲の安定したリズムにより、足の運びがリズミカルになること間違いなし!

また、サビには「走りだせ」「止めないで」といった走っている自分を応援してくれているようなキーワードが含まれているので、応援ソングとしてもおすすめです。

「嵐が自分を応援してくれている」と思ったら、何だか力が湧いてきそうですよね。

モチベーションアップにも最適な曲なので、走り始めと体力がきつくなってくるゴール前のラストスパートで聴くと良いでしょう。

(4) ピースサイン

ピースサイン

多くの女性から大人気の米津玄師の「ピースサイン」もおすすめです。

最初のイントロからAメロの疾走感が、前曲からの切り替わりで止まりかけたペースを再びスタートしてくれそうな感じがして、「よし!また頑張るぞ!」という気持ちにしてくれます。

Aメロの疾走感の流れがそのままサビまでキープされるので、常時足が軽くなったように走ることができるでしょう。

また、「ヒーローになりたい」という気持ちがこもった歌なので、自分の成長を促してくれるような歌でもあります。

気持ちが折れそうになったときこそ、「遠くへ行け」というメッセージが励ましになるでしょう。

(5) TRAIN‐TRAIN

TRAIN‐TRAIN

最後の曲はTHE BLUE HEARTSの「TRAIN‐TRAIN」です。

一昔前の曲ですが、今でも多くの人を励ましてくれている有名な曲ですよね。

サビの「走っていけ」「どこまで」という歌詞から、応援してもらっているような気分を味わえます。

ランニングの中盤辺りに聴くと、「終盤に向けて頑張ろう!」と気を引き締めてくれるのではないでしょうか。

5. まとめ

ランニング中に音楽を聴くことは、モチベーションをアップさせるのに有効です。

ただし、安全面で大きなリスクがあるので、今回紹介した注意事項を守ってくださいね。

また、選曲では同じジャンルの曲調を選ぶことが重要です。

おすすめの曲を参考に、一定のペースが保てるようなリズム感のある曲をセレクトしましょう。

お気に入りの曲をまとめて、モチベーションを上げてランニングに取り組みましょう!

体重も食事も、これひとつで

ダイエットや健康維持など、健康を管理したい人にはFiNCがおすすめ。
体重、食事、歩数、運動、睡眠、生理をまとめて1つのアプリで記録することができます。
しかも記録することで毎日FiNCマイルがもらえ、ランクに応じて貯まったFiNCマイルで豪華賞品と交換できます!


 

アプリを無料で使ってみる