体重も食事も、これひとつで
2020.02.26
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「腸腰筋のような表面からはわからないところにある筋肉って鍛えることができるの?」
「腸腰筋を鍛えるとどうなるの?」
どこにあるのかイメージしづらい腸腰筋を鍛えることなどできないと思っていませんか?
確かに腸腰筋はインナーマッスルで深層部にある筋肉ですが、方法さえ間違わなければしっかりと鍛えることができるんですよ。
今回は、その腸腰筋を取り上げて、鍛えることで得られるメリットをはじめ、女性が自宅で行うことができる腸腰筋の筋トレを紹介します。
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腸腰筋は、腹部から腰にかけて深部に存在し、腰椎と骨盤と大腿骨をつないでいる筋肉です。
「腰椎・骨盤・大腿骨(だいたいこつ)を連結し、股関節や体幹の屈曲に作用する。インナーマッスルの1つ」とされています。
腸腰筋は脚の上げ下げに大きく関与している筋肉だということがわかりますね。
腸腰筋の筋トレをすることで運動能力の向上にいい影響をもたらす可能性があるのです。
具体的なメリットが得られるのか、腸腰筋の構造と働きを紹介したうえで解説します。
腸腰筋は、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の総称で、「腸腰筋群」とも呼ばれます。
主働筋は、腰椎の側面に沿って大腿骨の付け根まで伸びている大腰筋です。
この大腰筋は、股関節を屈曲させる、また腰椎を安定させる上で非常に重要な働きをします。
腸骨筋は、大腰筋の外側にある腸骨窩(ちょうこつか)から大腿骨の付け根まで伸びていて、大腰筋と共に歩行や姿勢の維持、股関節の屈曲(前屈)に関与している筋肉です。
「大腰筋の前面にある細長い筋で、腰椎から起こり寛骨の腸恥隆起につき、脊柱(せきちゅう)の屈曲を補助する」とされています。
股関節の屈曲に関与しているとされていますが、大腰筋の補助的な働きしかしません。
以上から、腸腰筋は、股関節の屈曲(脚を上げる動作)と腰椎の安定性に大きく貢献する筋肉だということがわかりますね。
腸腰筋を鍛えることで、走行、階段の上り下り、姿勢の維持などをスムーズに行えるようになる可能性があるのです。
また、腸骨筋の働きで姿勢をしっかりと維持できれば、見た目も若々しく見えるようになりますよ。
腸腰筋群が衰えると、以下のような症状が出てきて運動のパフォーマンスが低下する可能性もあります。
また姿勢が悪くなる(骨盤が後傾する)ことで、以下のような影響が生じる可能性が高くなります。
また、排便をスムーズに行うための力は腸腰筋群にあるために、腸腰筋が衰えると健康上にも以下のような症状が生じます。
このように腸腰筋群が衰えると、運動機能、美容、健康ぞれぞれによくありません。
腸腰筋がいかに重要な筋肉かがわかります。
以下では、腸腰筋を鍛えるために自宅でできる筋トレを紹介したいと思います。
腸腰筋を刺激し、活性化させるためのトレーニングです。
以上を1セットとして、30秒のインターバルを入れて2セット行いましょう。
■ポイント
腸腰筋にダイレクトにアプローチできるトレーニングです。
以上を1セットとして、30秒のインターバルを入れて2セット行いましょう。
■ポイント
ニーレイズより強度のあるトレーニングです。
■ポイント
レッグレイズの上級バージョンです。
以上を1セットとし、30秒のインターバルを入れて10セット行いましょう。
■ポイント
このトレーニングは負荷が強く、腰を痛める危険性もあります。
腰が反らないよう意識し、少しでも難しい場合は無理はしないようにしましょう。
腸腰筋を鍛えると同時に体幹を強化し、骨盤周りのストレッチ効果も期待できるトレーニングです。
以上を1セットとして、30秒~1分のインターバルを入れて2セット行いましょう。
■ポイント
腸腰筋群のうち特に腸骨筋にアプローチできる筋トレです。
以上を1セットとして、1分ほどのインターバルを入れて2セット行いましょう。
■ポイント
これも腸骨筋に働きかけるトレーニングで、レッグレイズキープのパワーアップバージョンです。
以上を1セットとして、30秒~1分のインターバルを入れて2セット行いましょう。
■ポイント
これは特に下半身にアプローチするためのトレーニングです。
以上を1セットとして、30秒のインターバルを入れて3セット行いましょう。
■ポイント
これも下半身を鍛えるためのトレーニングです。
以上を1セットとして、30秒のインターバルを入れて3セット行いましょう。
■ポイント
筋トレを行う際に重要なのは筋肉の柔軟性です。
日頃、お手入れをしていない筋肉は、硬くなっています。
筋トレ後のケアとしておすすめなのがストレッチです。
ストレッチは、筋の柔軟性を高めてくれます。
つまり、関節可動域も大きくなって、運動機能の向上が期待できるということです。
そこで、最後に、腸腰筋の筋トレに取り入れたいストレッチを2つ、紹介したいと思います。
筋トレの前だけに限らず、寝る前や寝起きにベッドの中でできるストレッチです。
■ポイント
骨盤周りの柔軟性を高める効果が期待できるストレッチです。
■ポイント
今回は、腸腰筋の筋トレを取り上げて、そのメリットやおすすめの筋トレ、そして筋トレに取り入れてほしいストレッチを紹介しました。
腸腰筋については、以下のようなポイントに視点を置いて解説しました。
そして、腸腰筋を鍛えるために自宅でできる9種類の筋トレと、その筋トレと併せて行ってほしい2種類のストレッチを紹介しました。
インナーマッスルである腸腰筋は、触ることも目で確認することもできませんが、わたしたちが日常の生活において、体を動かしていくための土台となる大切な筋肉です。
これを機に、腸腰筋の筋トレに取り組んで、いつまでも若々しいボディを目指しませんか?
※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2020年1月21日)のものです。また画像はすべてイメージです。
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