私が「日々を成し遂げ続ける」理由。バックラインスタイリスト・宮河マヤのこれまでとこの先

2020.01.23

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

幼少期から芸能界で、モデル・タレントとしてファッション雑誌やTV番組で活躍しながら、「バックラインスタイリスト」という唯一の肩書きをもとに、新時代のフィットネストレーナーにキャリアチェンジを果たした宮河マヤさん。

マヤさんの魅力といえば、多くの人から絶賛される、引き締まった背中のラインから続く、丸みのある美しいヒップライン。誰にも負けない “自信の源” に見えますが、意外にも、かつてのコンプレックスを乗り越えて自信に変えた経緯がありました。

バックラインを鍛えたことで大きく変わった、これまでの半生とは?

<宮河マヤさん・プロフィール>
赤ちゃんモデルからキャリアをスタートさせ、現在は「バックラインスタイリスト」というオリジナルの肩書きで、フィットネス業界でプロトレーナーとして活躍中。オランダとのハーフ。日本語、英語を話すバイリンガル。
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 スタイル維持の肝は背面にあり!? バックラインスタイリストって?

━━ 今日はよろしくお願いします!

こんにちはーー!! よろしくお願いします!!

 

miyagawamaya

 

━━マヤさんってInstagramの発信を見ていると、クールビューティーなザ・モデルさん!って印象がありますけど、今実際会ってみたら…お元気ですよね(笑)!!

 

んー、ギャップが激しいってよく言われます!小さい頃から落ち着きがなくて、感受性も強いし! 

最近でも、CMを見ただけで泣けるし、道でバッタの足が折れていただけでも悲しくなって、仕事に遅れてでもこの子を助けないと…!なんてこともよくありますね。

 

miyagawamaya
バッタ?

 

━━今回は、フィットネス業界へのキャリアチェンジなど、お話をお聞きしたいです。2018年からバックラインスタイリストの肩書きをもとに活動されてますが、ずばり、「バックラインスタイリスト」とは?

 

普段、スタイルを気にするときって、お腹とか前面を中心に鍛えるじゃないですか。でも、後ろ姿って自分で見えないだけで結構周りから見られているんですね。私自身、モデル時代にスタイルを褒められるときは、お尻のラインを中心に後ろ姿を言われることが多かったんです! 

だから、バックラインからのボディメイクの大切さを伝えるべく、今はトレーナーとしていろんな方にトレーニング指導させていただいていますね。

 

━━なるほど。後ろ姿美人って言いますもんね!

 

それにね、バックラインには大臀筋、ハムストリングス、脊柱起立筋、広背筋をはじめさまざまな筋肉があるし、特に背中にある褐色脂肪細胞を刺激することで、脂肪を燃焼することを目指せるんですよ。

 

miyagawamaya
褐色脂肪細胞は、脂肪を燃やす働きがある脂肪のこと。肩や肩甲骨まわりに多く存在するため、背中まわりを使えている人は脂肪を燃焼して熱を産生しやすいともいえそう。

 

━━褐色脂肪細胞はダイエットの味方ですね…! なんて優秀な細胞!

 

私自身、バックラインを鍛えだしてからは、たとえば夜遅くに食べてしまったり、ハイカロリーなものを食べても全然太らなくなりました。食事制限は全然していなくて、1日2000kcalは摂らないとすぐに体重が落ちちゃうくらい。

 

━━2000kcalって、一般男性並みの摂取量ですよね? バックライントレーニングの重要性が伝わります。

 

そう、皆さんにバックラインをもっと意識してほしいです!

 あとは…、私、インターナショナルスクール育ちだったから、たまに日本語で伝えたい言葉がでてこなくて…。気持ちを伝えたいがあまり、身振り手振りが大きくなってしまうのよね。だから、人より消費カロリーが大きいっていうのもあるかも(笑)。

 

━━マヤさんに指導してもらったら、楽しすぎて顔の筋肉まで鍛えられそう…!

 

全身でインタビューに応えてくれるサービス精神旺盛なマヤさん。一生懸命って、消費カロリーも大きい。
全身でインタビューに応えてくれるサービス精神旺盛なマヤさん。一生懸命って、消費カロリーも大きい。

 

モデルからフィットネス業界への転身。海外への展望も

━━長く続けてこられたモデル・TVなどでのタレント業から、フィットネス業界をベースに転身された経緯を伺えますか?

 

んー、キャラを買われて過去にバラエティ番組にも出演しましたが、実は向いてないな〜って感じていたんです。求められるままちょっと盛って話をしたり、ハーフのおバカキャラを演じることもなくはなくて…。

だんだんとこの道は自分には合っていないのかもと疑問を抱くようになりましたね。

 

━━華やかな世界のなか、いろいろと葛藤があったんですね。

 

miyagawamaya

 

いい経験でしたけど、これを一生やっていきたいかというとちょっと違う。 せっかくの人生、自分の好きなことをして生きていきたいなと思って、シフトチェンジするようになりました。

最近は、得意な英語を生かしてアメリカのプロスポーツのレポーターに挑戦したり、2020年はもっとワールドワイドに、中国でも活動をしていきたいと考えているので、今中国語を猛勉強中です!

 

鍛え始めたきっかけは、お尻ぷりぷりな女の子への嫉妬心!?

━━バックラインスタイリストとしての発端は、後ろ姿、特にお尻に注目されたこととおっしゃっていましたが、自分のチャームポイントだと気づいたきっかけは?

 

いや〜、むしろ、昔はお尻がコンプレックスだったんです…。全然お肉もついてなくて。

 

━━意外です。そこからどう今の丸くてボリューミーなお尻になったんですか?

 

こんな綺麗なお尻のライン見たことない!
こんな綺麗なお尻のライン見たことない! でも昔は違った…? (マヤさんInstagramより)

 

8年くらい前かな〜。そのとき気になっていた男性が、過去に好きだったっていう女の子の写真を見たことがあって。その女の子、ぷりっぷりの丸いお尻のアメリカ人だったんです! 彼はお尻フェチだったんですよ〜!

一方で私は当時、無理なダイエットをしてガリガリだったので、その女の子と自分の貧相なお尻を比べて、余計に隠すようになっちゃって…。そしたらね、ある日、その人が「お前、お尻隠してるだろ?」って…。

 

━━鋭い(笑)!

 

miyagawamaya
omg!

 

もー図星! ほんとショックでした! それからですね。決意してジムに通って、お尻を重点的に鍛え始めたんです。

 

━━そこが、今のマヤさんの美ヒップ、そして美バックラインのスタートだったんですね。

 

そうですね〜! 体型に変化が見えてきたあたりからInstagramを始めたんですが、自分で気づく前に、有名人の方が私のお尻を褒めてくださるようになりました。

 

━━あるタレントさんからは、お尻を見た感動をエアーズロックになぞらえて絶賛されてましたね。どんな筋トレをどれくらい続けたんですか?

 

週1回、スクワット、バックキック、ストレッチをベースに自己流でトレーニングを始めました。

はじめは、まわりから「お尻でフォロワーを稼いでる」なんて言われたことも。でも、数年続けると、逆に「私も学びたい!」と言われるようになりました。やっぱり、続けることは大切! 何事も始めてから3年かかるな〜というのが実感ですね。

 

miyagawamaya
石の上にも三年…。意外とコツコツ努力するタイプです。

 

━━根気強く頑張った結果、コンプレックスだったお尻の言わばプロにまでなったんですね! 

 

そう、私ね、フィットネスを始めてから生活も大きく変わって。今ではお酒も飲まなくなったし、夜はもう10時には家に帰って寝ちゃうの。そしたら、好きな男性のタイプも健康志向のお酒を飲まない人ばかりになったんです。

 

━━生活が健全になったら、男性の好みも変わったと。

 

んー、相手がお酒を飲む人だとどうしても嫉妬して一緒に飲みの場について行ってしまうし…。乙女心で好きな人の色に染まろうとする部分ってあると思うんです。そういう意味でも、ちゃんとした人を選ぶことも自分のプラスになるんじゃないかなって今は思ってます。

 

生活が変わったら、恋愛観も変わりました♡
生活が変わったら、恋愛観も変わりました♡

 

コンプレックスから目を逸らさず、向き合うこと。それが成し遂げる第一歩

━━宮河さんは、クールビューティー→感情豊か からのまたギャップで、思ったら一途というか、とても情熱的な方ですよね! 今も新しいことにどんどん挑戦されていますが、挫けることはないんですか?

 

私は人から何を言われようと、基本的に気にしません。一瞬は傷ついちゃうけど、人はやらなければならないときがあるし、自分を一番信じてますから! 

 

miyagawamaya

 

━━そう言い切れるのはかっこいいですね…!

 

あとはやっぱり、バックラインを鍛えたことでいろんな服が似合うようになったり、評価されて仕事に繋がったりするようになったけど、もちろん、見た目だけでなく、ちゃんと “自分が成し遂げている” という芯を持っていることが支えになっています。

 

━━その言葉、素敵ですね! 結果じゃなく、積み重ねていること自体がマヤさんの自信だと。

 

have gone じゃなく、have kept going.
have gone じゃなく、have kept going.

 

うーん、もちろん、私だって月によってもホルモンバランスの影響やコンディションの良し悪しで自分を愛せない日もあるし、ブレるときもあります。

でも、今は職業として私自身がお手本にならないとということもあるので、鏡でお尻を見ては「昨日より丸みがなくなっちゃったなあ」なんて言いながら頑張ってます。

 

━━最後に、コンプレックスや悩みを抱えて行き詰まっている読者に、アドバイスをお願いします。

 

なにかの本で読んだのですが、変われないでいるのは、みずから「変わらない」という決心をしているから。ぜひ、「変わる勇気」「幸せになる勇気」に意識を向けてみてください。いい意味で自意識過剰でいること

自分史上最強の自分になれるように、一歩ずつでもいいから前進してみましょう。それが大切だと思います!

私も2020年はもっともっと自分の苦手なところを変えていきたいです!

 

miyagawamaya
「一緒に頑張りましょう!」

 

やりたいことがあるなら、結果を気にせず、まずはやってみること。
新しいキャリアにも人生にも挑戦し続けているマヤさんの言葉には説得力があります!
表情をくるくる変えながら一生懸命インタビューに応えてくださったマヤさん。
熱いメッセージをありがとうございました!

 

miyagawamaya

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