糖質制限中にお酒は飲んでいい?選び方とおすすめ市販商品4選!

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

「糖質制限ダイエットを始めたいんだけど、お酒は飲んでいいの?」
「糖質制限ダイエット中でも糖質オフのお酒なら飲めるの?」

お酒好きにとって、仕事が終わってホッと一息つくときに飲むお酒は最高ですが、糖質制限ダイエット中にお酒は飲めないというイメージはないでしょうか?
実は、飲み方を工夫すれば糖質制限中でもお酒が飲めるんです。
今回は、糖質制限ダイエットで飲めるお酒や選び方のポイント、おすすめしたい市販のお酒もご紹介します。

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1. 糖質制限ダイエット中のお酒選びのポイント

糖質制限中でも飲めるお酒

さっそく糖質制限ダイエット中でも飲めるお酒について、選び方のポイントをご紹介します。

まずはお酒とカロリーに関しての注意点を確認しておきましょう。

(1) アルコール自体にもカロリーが含まれる

アルコール

アルコールは、1g当たり7.1kcalのカロリーを生みます
アルコールから生じたカロリーは、代謝によって熱に変換されるために体内に蓄積されにくいと言われており、また他の栄養素は含まないことからエンプティーカロリーとも呼ばれています。我々が楽しむ酒類はアルコール以外の成分に含まれるカロリーがあるためビール(淡色)40kcal/100g、吟醸純米酒103kcal/100gとなります。

(2) 糖質の少ないお酒を選ぶ

糖質の少ないお酒

糖質制限ダイエット中は、糖質が含まれていない蒸留酒を選ぶようにしましょう
蒸留酒は「蒸留」という過程で糖質が取り除かれるため、糖質が含まれていません。

#1: 焼酎、ウイスキー、ブランデーがおすすめ

蒸留酒

代表的な蒸留酒といえば焼酎、ウイスキー、ブランデーですが、ほかにもウォッカやジン、ラムなどがあります。

糖質が含まれないとはいえ、飲み過ぎれば摂取カロリーも多くなり、生活習慣病に罹患する要因になりかねないので注意が必要です。

注意: ジンやラムをトニックウォーターやジンジャーエールなど他の飲み物で割る場合は、それ自体に含まれているカロリーが加算されます。

#2: 日本酒、ビール、カクテルは避けるべき

カクテル

日本酒やビール、ワインは醸造酒です。
醸造酒は、原材料に使用されるお米や麦などの糖質が含まれているために、糖質制限ダイエット中はあまりおすすめできません

以下は主な醸造酒のカロリーと炭水化物量を記載した表です。
※糖質の目安として炭水化物量のデータを使用しています。

醸造酒の種類 100g当たりのカロリー量 100g中に含まれている炭水化物
日本酒(純米酒)     103kcal      3.6g
日本酒(大吟醸酒)     103kcal      4.1g
ビール(淡色)      40kcal      3.1g
ワイン(白)       73kcal      2.0g
ワイン(赤)       73kcal      1.5g
ワイン(ロゼ)       77kcal      4.0g
梅酒     156kcal       20.7g
キュラソー     322kcal            26.4g
ペパーミント     302kcal               37.6g

いずれのお酒にも炭水化物が含まれます。
また、女性に好まれる梅酒、リキュール(キュラソー、ペパーミントなど)には多くの炭水化物が含まれているので、糖質制限中はぐっと我慢をした方がよさそうです。

#3: 酎ハイやビールなどを選ぶ際の注意点

ビール

「オフ」「ゼロ」などと書かれた製品が市場に数多く出回っていますが、これらにはどういった違いがあるのでしょう。

・糖質と糖類の違い
糖質は炭水化物に含まれる成分です。
炭水化物は食物繊維と糖質から構成されていてされていて、糖質は、糖類(単糖類+二糖類)、三糖類以上の多糖類、糖アルコールなどで構成されています。
つまり、糖類は糖質の一部だということです。

・「ゼロ」と「オフ」の違い
ゼロ表示: 100g当たりに含まれている糖類が0.5g未満
オフ表示: 100g当たりに含まれている糖類が2.5g以下

~%オフ表示: 他の商品と比べた場合にその商品の~%オフだという意味

つまり糖類が0.5g未満であれば「ゼロ」と表示できるということになります。
まったく含まれていないという意味ではないのですね。

また「糖類ゼロ」と表示されていても、「糖質」がゼロというわけでもありません。

(3) 水割りやお湯割り、無糖炭酸割りを選ぶ

ハイボール

蒸留酒が糖質ゼロだからといって、ジュースなどの甘い飲み物で割ると糖質摂取量が増えてしまいます。

糖質制限ダイエット中は、お水やお湯、無糖の炭酸水、無糖のウーロン茶などで割って飲む方法をおすすめします。

(4) お酒はどれくらいの量なら飲んでも大丈夫?

酒のつまみ

飲酒量やお酒の飲み方によっては、健康を害してしまうこともあります。

お酒を飲むと食欲が増進するために、高カロリーのおつまみを食べ過ぎたり、飲んだ後にラーメンなどを食べたりすることも影響しているといえます。

また、お酒の飲みすぎが生活習慣病の原因になることも指摘されています。

したがって、お酒が好きであっても週に2日間以上の休肝日を設けることをおすすめします。
アルコールの摂取量については、1日に飲む量を純アルコール量で約20g程度に抑えるように努力しましょう。
これは、ビールでいえば中びん1本(500mL)、日本酒1合(180mL)焼酎0.6合(約110mL)、ウイスキーダブル1杯(60mL)に相当する量だといわれています。
ただし、女性は、この量よりも控えることが勧められています。

さらに、おつまみに含まれる糖質やカロリーにも注意です。

2. 市販で選ぶならこれがおすすめ!糖質オフのお酒4選!

焼酎

(1) アサヒ Slatシリーズ

アサヒSlatレモンスカッシュサワー

基本情報
商品名 アサヒSlatレモンスカッシュサワー
商品販売会社 アサヒビール株式会社
特徴など
  • カロリー60%オフ
  • 糖類ゼロ表記
  • レモンやグレープフルーツなど6種類のフルーツ味が勢揃い
  • 果実のつぶつぶ感が楽しめる
  • すっきりした味わいの缶チューハイ
  • エネルギー量:20kcal(100mLあたり)
  • アルコール分:3%
  • 糖質含有量:0.6g(100mLあたり)

(2) こだわり酒場のレモンサワー


こだわり酒場レモンサワー

基本情報
商品名 こだわり酒場レモンサワー
商品販売会社 サントリーホールディングス株式会社
特徴など
  • 果実丸ごと仕込み
  • 黄金比率ブレンド
  • 糖類ゼロ表記
  • レモンをまるごと漬け込んだ浸漬酒と、複数の原料酒をブレンド
  • エネルギー量:42kcal(100mLあたり)
  • アルコール分:7%

 

(3) サントリー 烏龍チューハイ

 


サントリー 烏龍チューハイ

基本情報
商品名 サントリー 烏龍チューハイ
商品販売会社 サントリーホールディングス株式会社
特徴など
  • 中国福建省産の茶葉を使用
  • 豊かな香りと風味が楽しめる
  • アルコール度低めで飲みやすいチューハイ
  • 糖質・糖類ともにゼロ表記
  • エネルギー量:26kcal(100mLあたり)
  • アルコール分:4%
  • 糖質含有量:0g(100mLあたり)

(4) キリン 淡麗プラチナダブル

淡麗プラチナダブル

 基本情報
商品名 淡麗プラチナダブル
商品販売会社 キリンホールディングス株式会社
特徴など
  • プリン体カット製法でプリン体ゼロを実現
  • 糖質ゼロ表記
  • 爽快なキレと力強い飲みごたえ
  • アルコール分:5.5%
  • 糖質含有量:0g(100mLあたり)

 

 

3. まとめ

お酒

糖質制限ダイエット中におすすめできるお酒は糖質ゼロの蒸留酒です。

しかし甘い飲み物で割って飲むと、糖質の摂取量は増えてしまいます。
水割りやお湯割り、ソーダ水で割ったハイボールなどで飲むとよいでしょう。

また、市販品やチェーサーの糖質とカロリーだけでなくおつまみにも注意です。
お好みの蒸留酒と共に、海藻やお豆腐やチーズなど糖質控えめなおつまみを楽しみましょう

この機会に、お酒の飲み方を見直してみてはいかがでしょうか。

※このページに掲載されている記事、写真、図表などの無断転載を禁じます。なお、掲載している情報は記事執筆時点(2019年10月29日)のものです。また画像はすべてイメージです。

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