体重も食事も、これひとつで
2019.07.23
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
「理想のBMI値を知りたい」
「自分のBMI値を計算して肥満度を知りたい」
そんな思いはありませんか?
BMI値は肥満度を表す指標で使われていますが、実は生活習慣病のリスクが最も低いとされる理想の数値があるんです。
この記事では、BMI値の正しい知識や計算法と男女別の理想の数値、知っておきたいポイントをそれぞれ6つ紹介します。
この記事を読めば、BMI値がよく分かりますよ!
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自分のBMI値を知る前に知っておきたいポイントは以下の2つです。
BMIは、Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略称であり、ボディマス指数とも言います。
自分の体型が太っているか、痩せているかが数値で分かるようになっている体格指数です。
BMI値は肥満度が分かるだけなので、生活習慣病予防のために内臓脂肪の蓄積を必須項目としているメタボリック・シンドロームを判定するには別の検査が必要です。
男女ともに標準とされるBMIは22.0と言われていて、この数値が糖尿病・高血圧・脂質異常症といった生活習慣病に最もかかりにくい数値とされています。
また、年齢によって理想のBMIは多少変わってきます。
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以下に自分のBMI値と適正体重を算出する方法およびBMI値の表を紹介します。
BMI値の計算方法は以下の通りです。
BMI値 = 体重(㎏)÷身長の2乗(m)
例えば、体重50kgで身長160㎝の場合のBMI数値は、50(㎏)÷{1.60(m)×1.60(m)}=19.53となります。
また、適正体重は、理想のBMI値22を使って計算します。
適正体重の計算方法は以下の通りです。
適正体重 = 身長(m)の2乗×22
例えば、身長160㎝の人の適正体重は、1.60×1.60×22=56.32kgとなります。
そして、BMI値の表は以下の通りです。
18.5 未満 |
18.5以上25未満 | 25以上 30未満 |
30以上 35未満 |
35以上 40未満 |
40以上 |
低体重 | 普通体重 | 肥満度1 | 肥満度2 | 肥満度3 | 肥満度4 |
この表で当てはまる数値が25以上なら、肥満という判定になり、高血糖、高血圧、脂質異常などの生活習慣病にかかるリスクが高まります。
次に、年齢別の理想のBMI値について紹介します。
女性の理想のBMI値は22と言われていますが、この数値は、あくまでも生活習慣病にかかりにくいとされる数値なので、自分のBMIがこの数値の範囲内でも以下のポイントに気を付けましょう。
これら2つのポイントについて、以下順番に解説します。
BMI値が理想の範囲内で体重が若い頃と変わらない人も、加齢によって確実に筋肉量は落ちている可能性があります。
また、運動不足や食生活の乱れで体脂肪が増えやすくなります。
若い頃とBMIの数値が同じでも、運動不足や食生活が乱れていないか、見直しが必要であり、メタボリック・シンドロームへの注意が必要です。
女性は高血圧、高血糖、高脂質の中で2つ以上該当することに加えて、おへその高さの腹囲が女性は90cm以上あるかどうかがメタボの判断基準になります。
メタボにならないためにも、食事の見直しや筋肉量をキープして脂肪を増やさないようにしましょう。
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「痩せすぎ」の体型は気を付けたいポイントです。
痩せている方がスタイルが良く見えるという女性も多いですよね。
痩せすぎの女性には低体重の赤ちゃんが産まれやすく、赤ちゃんが成長した成人後に生活習慣病にかかりやすくなるリスクがあると考えられています。
現在、日本人の女性でBMI値が18.5未満の「痩せ」の割合は10.3%です。
痩せすぎは健康を害しやすいということを理解し、「痩せ」に該当する人は、自身の健康や生活習慣を見直しましょう。
男性の理想のBMI値は22と言われていますが、この数値はあくまでも生活習慣病にかかりにくいとされる数値なので、この数値の範囲内であったとしても以下のポイントに気を付けましょう。
以下、順番に解説します。
BMI値が22前後の普通の体型だったとしても、喫煙や食生活、睡眠など生活習慣に乱れがあった場合は、生活習慣病になるリスクが高まります。
BMIの理想値の範囲内でも、健康や体型の維持を意識するなら、普段の生活習慣や運動量を見直す必要があります。
また、働き盛りの30~40代は仕事でのストレスを一番感じやすい年代という調査結果もあります。
BMI値や生活習慣に問題がなくても、ストレスによって体調を崩すことも考えられます。
BMIが理想値の人も、内臓脂肪型肥満から起こりやすいメタボリック・シンドロームを意識しましょう。
メタボリック・シンドロームは、内臓脂肪型肥満から高血圧、高血糖、脂質異常を引き起こしている状態で、放っておくと病気につながってしまいます。
メタボの診断は、男性は腹囲が85㎝以上あるかどうか、高血圧か、採血をして高血糖や脂質代謝異常になっていないかを調べます。
このうち腹囲に加えて異常が2つ以上あれば、メタボに該当します。
BMI値が理想の範囲内でも、生活習慣や加齢によって病気につながりやすい身体になってしまう恐れは充分あります。
日頃から規則正しい生活と運動の実施を意識し、メタボに気を付けるようにしましょう。
年齢によって、健康を維持するために理想とするBMI値は変わってきます。
以下に年齢別で見る理想の範囲のBMI値の表を紹介します。
年齢別BMI表
18~49歳 | 50~69歳 | 70歳以上 |
18.5~24.9 | 20.0~24.9 | 21.5~24.9 |
BMI値の高さの上限は各年齢とも同じ数値ですが、痩せ度合いのBMI値は各年齢で違いますね。
年配の方は痩せすぎていると、免疫力の低下や筋力の低下が心配されます。また、若い女性の痩せすぎは、貧血や月経不順を起こしやすくなります。
これまでBMI値の正しい知識や計算法、男女別の理想の数値と知っておきたいポイントについて紹介してきました。
BMI指数は体格を表すものであり、理想の数値は生活習慣病にかかりにくい数値だということが分かったかと思います。
女性は体重の変化がなくても、年齢を重ねると筋肉量の低下によそうなそうなって脂肪がつきやすくなることや、BMI値が18.5未満の痩せすぎの体型にならないように気をつけましょう。
自分のBMI値と理想の数値を知って、年を重ねても健康的で過ごせる生活習慣の形成に役立ててくださいね。
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