ニューノーマル時代、どう変わった? FiNCユーザーの今を徹底調査

※ 本記事の内容は更新日時点での情報です

毎日のヘルスケアに寄り添うFiNCだからこその視点で、健康への価値観や課題、意識などを考える「FiNC総研」。

未だ続く、終息の見えないパンデミック。新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活に大きな変化をもたらしました。

コロナ禍を機に、対面ではなくオンラインミーティングをはじめ、テレワークなどが広がり、「ニューノーマル」なライフスタイルが定着しつつあります。

直近では、ワクチンの接種率が高まる一方で、変異株の広がりなどが話題になっていますが、実際のところ、人々はどのような意識を持って生活しているのでしょうか。

FiNC総研がFiNCユーザーを対象にした調査をもとに、ニューノーマル時代の意識の変化について紹介します。

調査対象:FiNCユーザー

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感染拡大から約1年半、健康に対する意識は?

1.約9割が「コロナ禍で健康意識が高まった」と回答

Q.コロナ禍(2020年3月以降~2021年現在)で健康に対する意識は高まったと思いますか。

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:3482

まずは、多くの人が感染予防に努める生活をするなかで、健康への高い意識が目立つ結果に。

FiNCユーザーに向けに実施したアンケート(2021年7月実施)では、約90%がコロナ禍で健康意識の高まりを感じていると回答しました。

なかでも、コロナ禍で健康意識が高まったことについて、「非常に思う」と回答した割合は、20代が32.1%なのに対し、60代以上は48.7%となり、年代が上がるにつれて健康に対する意識も高まることがわかりました。

現在、どこに行っても消毒液が設置され、かつてないほど感染症対策が徹底されるようになりました。そうした状況下で、あらためて自分自身の健康について考えるきっかけになった人も多いのではないでしょうか。

手洗い、うがいに加え、手指の消毒、体温管理など、日々の体調管理がより一層徹底され、習慣化されていることも、高い健康意識を反映した要因であることが伺えます。

2.気になるワクチン接種事情は…

最近では、職域枠などで早々にワクチンを接種したという報告も周囲から聞こえてきます。とはいっても、優先的にワクチンを接種できる対象は、職場や自治体によっても、年代によっても異なるのが現状。

実際にどれくらいのFiNCユーザーが、ワクチンを接種しているのでしょうか?

アンケート(2021年7月実施)によると、一度でも接種したことがある人は30.7%という結果になりました。(1回接種済み17.3%、2回接種済み13.4%を合算)

未接種者が全体で約70%にもおよぶ一方で、60代以上は1度でも接種したことがある人の割合が61%という結果でした。(1回接種済み32.3%、 2回接種済み28.7%を合算)

これは国が、新型コロナウイルスによる高齢者の死亡リスクや重症化率の高さを考慮し、65歳以上の方に優先的にワクチン接種を進めたことが要因と思われます。

Q.今後、ワクチンの接種をしたいとお考えですか。

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:2412

そして気になるのは、ワクチン未接種者の意見。

ワクチン未接種者を対象とした、ワクチン接種意向に関する調査でも、約60%が接種に対して積極的であることが判明(「とても接種したい・まあまあ接種したい」を合算)。

その一方で、残り約40%はワクチン接種に対し消極的な姿勢を見せています。

「接種したい」と回答した人を年代別にみると、20代以下が52.3%なのに対し、60代以上は72.1%。
年代が上がるにつれて「接種したい」と回答した人の割合が増えることがわかりました。

ちなみに20代以下は、「どちらともいえない」と答えた人が27.6%で、ほかの年代と比較しても、もっとも多い回答となりました。

年齢が上がれば上がるほど、ワクチン接種に積極的であることが示されました。

 

ワクチンを「接種する」「接種しない」の選択肢があるなかで、ワクチン接種に対し、消極的な人の意見から、その理由も見えてきました

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:844

消極的な人の回答としてもっとも多かったのは、「副反応が心配」であることで、81.2%と圧倒的でした。

また、「副反応が心配」と回答した人の割合を男女で比較すると、女性が84.1%、男性が70.9%。 FiNCユーザーは、男性に比べ女性の方が副反応に対し、不安や懸念を抱く傾向にあるようです。

世論と同様に、FiNCユーザーのなかでもワクチン接種をしたい人としたくない人で意見が分かれていることが伺えます。

現在、ワクチン接種についてはさまざまな意見がありますが、正しい情報を見極めながら、自分の状況に置き換え、適切に判断することが重要でしょう。

”コロナ太り”のその後はいかに?

Q.コロナ禍(2020年3月以降~2021年現在)の体重の変化について当てはまるものをお選びください。

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:3482

また、長引くコロナ禍では、人の移動が最小化され、さまざまなアクティビティが制限されるなかで、「コロナ太り」がさかんに叫ばれるようになりました。さて、実態はどうなのでしょうか?

FiNCユーザーに向けたコロナ禍(2020年3月以降~2021年現在)の体重の変化についての調査では、意外にも体重が3kg以上減少した人が16%近くいることが判明。

また、体重変化を±2kg以内に抑えている人が50%以上という結果から、この1年半の間で、ニューノーマルなライフスタイルが定着した人が多いことが予想されます。

コロナ禍の自粛期間により、夜遅くまでの飲み会や会食での不摂生が減り、逆に自宅トレーニングやウォーキング、ランニングなどを実践し、健康的な生活にシフトした人も多いのではないでしょうか。

3.コロナ禍で痩せた人・太った人の運動習慣はどう違う?

運動頻度についての設問で「週2〜3日以上運動する」と回答した人は、3kg以上体重が減少した人では69%なのに対し、3kg以上体重が増加した人では50%という結果に。

この結果から、コロナ禍で3kg以上体重が減少している人は、日常的に運動する頻度が高い傾向が見えてきました。

では、3kg以上減少した人は、どんな運動をしているのでしょうか?

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:555

もっとも多かったのは、「ウォーキング・散歩」(72.1%)。次いで、「筋力トレーニング」(40.7%)という結果に。

興味深いのは、3kg以上体重が減少した人は、週2〜3日以上運動している人が70%近くもいること。そのうち、70%以上がウォーキング、40%以上が筋力トレーニングをしていることがわかりました。
「コロナ太り」が気になる人は、ぜひ参考にしてみましょう。

ちなみに厚生労働省のデータによると、8,000歩以上の歩行を毎日行ったり、1日30分以上の運動を週2回以上行うことなどが推奨されています。

また、運動は必ず連続した時間で行わなければならないわけではなく、10分程度のウォーキングを数回にわけて行うなどでも健康上の効果が期待できるのだとか。

日ごろから意識してウォーキングや筋トレを取り入れてみましょう。

4.ニューノーマルな運動習慣で重要なことは

Q.現在のご自身の運動習慣に対する満足度を教えてください。

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:3482

現在のニューノーマルな生活のなかで、運動習慣に対する満足度調査では、満足している人、していない人の意見がそれぞれ見えてきました。

「満足している」と答えた人からは、「コロナ禍でテレワーク中心となり、運動に時間が割けるようになった」「自宅で、隙間時間やしたい時に運動できる」といった前向きな声も。

ニューノーマルな生活だからこそ得られる隙間時間を上手に有効活用し、自宅でのトレーニングを実践するケースが多く見受けられました。

一方で、コロナ禍でのジムの時短営業やマスク着用でのランニングなど、なにかと不自由さがあるせいか、「満足していない」と回答した人は約60%と、満足している人を上回る結果に。

「満足していない」と答えたユーザーからは、「ジムに通えなくなり、ヨガや筋トレをしなくなった」「マスクしながらのランニングなので、満足の行く練習ができない」「テレワークが多く、家にこもることが増えた」といった声が聞こえてきました。

なにかと行動の制約がある今は、ライフスタイルに合わせて、日常にいかに運動を取り入れられるかがカギとなりそうです。

コロナ禍で身に付いた新しい食習慣

Q.現在のご自身の食習慣に対する満足度を教えてください。

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:3482

最後に、健康をキープする上で重要な食習慣について。現在の食習慣への満足度についての調査結果を紹介します。

現在の食習慣に対して、「満足」と答えたのはわずか11.7%。「ほぼ満足」が47.1%、「あまり満足していない」が35.5%、「満足していない」が5.7%となりました。

男女で比較すると、女性の方が満足していない人の割合が高い結果に。また、年代別で比較すると、30代がもっとも満足度が低く、60代以上がもっとも満足度が高いことがわかりました。

5.ニューノーマル時代の食習慣にはさまざまな意見が…

 

現在、私たちの食習慣に大きな影響を与えているのが、思うように外食できなくなったこと。感染拡大防止のため、各自治体では、飲食店の営業時間短縮やアルコール提供の自粛を呼びかけています(2021年9月現在)。

そうしたなかで、現在の食生活に「満足している」と答えた人からは、「自炊習慣が身について、食生活が整った」「自炊の楽しさに目覚めた」といった意見が寄せられました。

また、「FiNCアプリのおかげでカロリーや栄養管理ができている」という嬉しい声も。

一方、「満足していない」と答えた人の声には、やはり、「外食できない」という声がありました。さらに、「1人で食べることが増えた」「栄養バランスが偏っている」といった弊害も。

Q.新型コロナウイルスによる規制が緩和された場合、食事を購入したい場所で当てはまるものを全てお選びください。

出典:FiNCユーザー向けアンケート2021年7月実施 回答数:3482

大好きな仲間と集まっておいしいものを食べることは、シンプルに楽しいものです。日本はとくにあらゆるジャンルの飲食店が揃い、日本ならではの食文化は世界でも人気があります。外食文化を思うように享受できないことは、楽しみが失われることでもあります。

調査では、新型コロナウイルスによる規制が緩和されたら、「外食をしたい」人が70%を超えました。その一方で、自炊派も同じくらい多い結果に。

やはり、長引く自粛で外食への要望が高まっていることが伺えます。食を通じて人とコミュニケーションをとることが難しくなり、社交場を失って、1人でストレスを抱えてしまう人も多いのかもしれません。

いずれにせよ、目に見えないウイルスとの戦いが続く昨今、バランスのとれた規則正しい食事による健康管理は、引き続き重要な課題となりそうです。

6.ヘルシーな食生活のカギは”食物繊維”!?

ということで、今後もヘルシーな食生活を心がける上で、私たちが気をつけるべきことについて紹介します。
日本人は食物繊維の摂取量が目標量に達していない傾向にあり、コロナ禍でも依然として不足状態が続いているといいます。

新型コロナウイルスによる規制が緩和された後も、自炊習慣を継続する人も多いと思います。
是非、食物繊維をとれるメニューを意識してみてください。

食物繊維の目標摂取量は、性別や年代によっても異なりますが、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、18~64歳で「男性21g以上」、「女性18g以上」。
食物繊維を多く含む食品で見ると、「そば、ライ麦パン、切り干し大根、かぼちゃ、ごぼう、ブロッコリー、糸引き納豆、しいたけ、ひじき」など。
これらは、1食あたりの摂取量に食物繊維が2~3g含まれています。
効率的に食物繊維をとるためにも、これらの食材をチェックして、日々の食事の中に上手に取り入れましょう。

ニューノーマル時代のヘルスケア

コロナ禍により、FiNCユーザーのライフスタイルにもさまざまな変化があったことが分かりました。
生活環境の変化により、運動習慣や食習慣に良い影響が出た人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
これまでにない生活スタイルであるニューノーマル時代は、知らず知らずのうちにストレスや不安がたまりがちです。
健康的で楽しいライフスタイルを送るためにも、運動や食事のあり方をあらためて見直すことが重要です。
FiNCでは、今後も多くのユーザーが心身ともに健康なライフスタイルを送れるよう、さまざまな取り組みを実施してサポートしていきます!

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