体重も食事も、これひとつで
2018.10.21
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
目次
日々の食事内容や体重の変化などを記録する「レコーディングダイエット」。1年間で50kgもの減量に成功した文筆家・岡田斗司夫さんの著書『いつまでもデブと思うなよ』(新潮社、2007年)で紹介されダイエット法として広く話題になりました。
必要なのはノートとペンのみ。ダイエットノートに書くだけで簡単にダイエットできるということで、たくさんの方が挑戦しましたね。
今回はレコーディングダイエットがなぜおすすめなのか、また実際にダイエットノートを使ってダイエットする方法、ありがちな失敗例と続けるためのコツを紹介します。
体重も食事も、これひとつで
ダイエットや健康維持など、健康を管理したい人にはFiNCがおすすめ。
体重、食事、歩数、運動、睡眠、生理をまとめて1つのアプリで記録することができます。
しかも記録することで毎日FiNCマイルがもらえ、ランクに応じて貯まったFiNCマイルで豪華賞品と交換できます!
レコーディングダイエットは「自分の痩せ習慣・太り習慣を把握する」ことができるダイエット法です。
ダイエットを始めたはいいけど、なぜか体重が減らない。減らないからモチベーションが保てずにやめてしまう。心当たりがある方もいるのではないでしょうか。
ダイエットで大事なのは
(1)自分の太っている原因・痩せる要因をしっかりと知ること
(2)自分にあった痩せる習慣を続けること
の2つしかありません。
レコーディングダイエットはダイエットに大事な1つめのポイントをおさえていて、さらに簡単で続けられるからこそ効果的なダイエット方法なんです。逆にレコーディングダイエットを始めても、2つのポイントをおさえることができないと、ほとんど効果は期待できないでしょう。
次は、レコーディングダイエットの効果がしっかりと発揮される方法を知りましょう。
自分の痩せ習慣・太り習慣を見つけるためにも、日々の記録として残しておきたいのが、次の4つ。
あとは好みで追加してもOKです。三日坊主の方は、まずは最低限、体重と食事内容だけでも記録して続けることを意識してみてください。体重と食事内容からだけでも見えてくるものはあります。
一般的に生理前には体重が増加する傾向があり、その変化量は個人差も大きいので、生理周期にともなう体重変動に惑わされないためにも記録を取り続けましょう。
なにをするにしても最低限のルールは必要。効果を最大限に引き出すためにもルールはできるだけ守ってみてください。ただし、厳しすぎるルールはNG。自分が挫折しないルールのラインはどこか、イメージしてみてください。
一般的に体重は朝起きて排泄を済ませた後が最も軽く、食後が最も重くなります。おすすめのタイミングは起床して排尿後、朝食前。ただし毎日同じ条件で計測し続け、体重の変化を知ることが大切なので、実際は一番測りやすいタイミングで測るのが失敗しないポイントです。測定回数を1日の中で増やせば、より正確に体重の変化に気づくことができるようになります。
「食事は記録するけど、おやつはいいや。」これでは痩せ習慣・太り習慣を見つけることはできませんし、例外をつくってしまうと挫折してしまうきっかけにもなってしまいます。
最低限はこの2つ!甘い飲み物は飲まない、3日に1回は運動するなど追加ルールを決めてもいいですが、始めから決めずに、ある程度継続できるようになってからがいいかもしれません。
『いつまでもデブと思うなよ』の岡田斗司夫さんはメモを使っていましたが、手帳やノートをつくるのが一番メジャーな方法です。普段使っているメモ帳の端に簡単にメモ書きしてもOK、ダイエット専用にノートを準備するのもOK。
「レコーディングダイエット 手帳」で画像検索するといろんな方の手帳が出てきますが、自分流にアレンジして、モチベーションアップになるのが手帳のメリットですね。ただし、大きい手帳やノートは記録するのが大変になるので避けたほうがいいでしょう。
もはや持ち物の中でも一番長く身につけていると言っても過言ではないスマートフォン。肌身離さず持っていますし、筆記用具も必要なしなので、記録の手軽さでは一番でしょう。
ダイエットアプリも多く、体重を簡単にグラフ化できたり、記録する時間になったらプッシュ通知を送れるのも魅力。中には写真を撮るだけでカロリーを計算できたり、人工知能がおすすめのダイエットメニューを提案してくれるようなものまであります。
体重をグラフ化、リマインドもOK、写真を撮るだけでカロリーを計算してくれて、人工知能があなたにおすすめなダイエットメニューを提案してくれるアプリはこちら
なかにはブログを使って自分の食生活を発信し、ダイエット仲間と励ましあったり、強制的に続けなければいけないような状況に自分を追い込む方法もあります。
今ではTwitterであったり、Instagramでダイエット専用アカウントをつくって、レコーディングダイエットに励む人もおり、ブログほどのハードルの高さはなくなっているかもしれません。
レコーディングダイエットは、書いて記録するだけのお手軽ダイエットとして人気ですが、レコーディングダイエットで痩せた人もいれば、まったく痩せられなかった人もいるようです。
レコーディングダイエットの失敗要因は大きく2つ。
ダイエットの大事なポイントでも触れましたが、ダイエットは痩せ習慣を見つけて、続けることが大事。もしかしたら体重の減りが悪くなる停滞期があるかもしれませんが、それでも根気よく続けることで理想の体に近づくことができるのです。
レコーディングダイエットに失敗してしまうのは、本当に「記録するだけになっている」ことが原因です。実は、失敗しやすい人ほど、日々の体重や食事の内容やカロリー、運動の内容や時間、睡眠にいたるまで、あらゆるデータをこと細かに記録していく傾向があります。すると、書くだけで満足してしまうのです。
細かく記録するのが悪いわけではありませんが、“書くこと”が目的になっては意味がありません。ダイエットノートをもとに自分の生活を客観視して見直していくことが、本当のレコーディングダイエットの姿なのです!
レコーディングダイエットに限らずですが、途中でやめてしまえばダイエットはそこで終了。理想の体になってなければそのダイエットは失敗です。
ダイエット途中で挫折してしまうよくある原因には、最初に張り切り過ぎたことがあるでしょう。なにごとも継続が大事。今日やったことは半年後も続けられるかを自分の胸に聞いてみて、息切れしないようにマイペースで続けていきましょう。
ほかのダイエットでも言えることですが、レコーディングダイエットでも、まずは目標を設定し、それをダイエットノートに書き込みましょう!
目標の体重設定は、「1カ月で62.1kgから61.6kgに減量する」「3カ月後に55.9kgから54.3kgに減量する」など小数点も含めて細かくするのがおすすめ。具体的な数字は日々のモチベーション維持にも繋がります。BMI(= 体重kg ÷ (身長m)^2)が22になるときの体重が最も病気になりにくい状態と言われているため、そのときの体重を目標にするといいでしょう。
目標体重を決めたら、「夏に水着を着て思いっきり楽しみたい」など、自分のやりたいことを書き出してみましょう。健康的でキレイな姿をイメージすることで、さらなるモチベーションUPが期待できます。
そしてもうひとつ、書き出しておきたいのが、日々の小さな目標。「夜の9時以降は間食しない」「毎朝起きたらストレッチする」などちょっとしたことでいいので、ダイエット中に必ず守りたいことを記しておきます。
ダイエットノートでのダイエット成功のカギは、毎日コンスタントに続けること!
レコーディングダイエット用のノートを使ったり、普通の勉強用のノートを使ったりしている人もいますが、オススメは、ノートを自分好みにアレンジすることです。
好きなイラストを描いたり、シールやマスキングテープなどでデコレーションしたりして、記録するのが楽しくなるようなノートにしましょう。
ダイエットノートは、適度に見返すことも大切です。起床時と就寝前、少なくとも2回はダイエットノートの目標部分を振り返るようにしましょう。目標を毎日頭にインプットすることで、目標を意識しやすくなります。
モチベーションを上げるためにも、目標を記入したページには、1カ月ごとおきなどに、体重やウエスト、太ももなどサイズの変化も記録しておきたいですね。グラフにしてもわかりやすいです。
レコーディングダイエットの失敗の原因は、続かないことと、書くだけで満足してしまうこと。今回ご紹介したように、まずは自分にあった記録方法を探して、1カ月だけでも続けてみましょう!
【関連記事】
「ダイエット日記」で痩せる!便利なアプリや書き方、続けるコツ
体重も食事も、これひとつで
ダイエットや健康維持など、健康を管理したい人にはFiNCがおすすめ。
体重、食事、歩数、運動、睡眠、生理をまとめて1つのアプリで記録することができます。
しかも記録することで毎日FiNCマイルがもらえ、ランクに応じて貯まったFiNCマイルで豪華賞品と交換できます!
2024.05.23
2024.05.20
2023.12.07
2023.05.11
2023.02.10