体重も食事も、これひとつで
2023.04.04
※ 本記事の内容は更新日時点での情報です
炭水化物は、私たちの食生活で最も口にすることが多い栄養素。重要なエネルギー源なのでごはん、パン、麺類などの穀類や、いも類などから摂取する必要があります。
炭水化物は、エネルギー源となる「糖質」と、カラダの生理機能を調節する「食物繊維」の2つに分けられます。
ダイエットなどで「糖質オフ」と避けられることが多いですが、摂取した食べ物の中の糖質が分解されてできたブドウ糖は、脳、神経組織などの大切なエネルギー源。食事から定期的に補給しましょう。
①エネルギー源になる
炭水化物の中の「糖質」は、カラダや脳を動かすエネルギーとして活用されます。
②カラダの生理機能を調節する
炭水化物の中の「食物繊維」は、腸内環境を整えたり、血糖値の上昇をゆるやかにする働きがあります。
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1日に必要な炭水化物のエネルギー摂取量は、1歳以上の男女において1日の総エネルギーのうち50〜65%が理想とされています。
炭水化物が不足すると、エネルギー不足になりやすくなります。疲労を感じやすくなったり、体重減少につながります。また、脳などにエネルギーが行き届かなくなると、意識が混濁してしまう場合もあります。
逆に過剰に摂取すると、消費されずに余ったエネルギーが中性脂肪として体内に蓄積され、肥満の原因に。肥満は様々な生活習慣病につながる可能性があります。
バランスよく摂取するように心がけましょう。
炭水化物を選ぶときは、なるべく色のついた食材にするのがおすすめです。
白米より玄米、食パンよりライ麦パンなど、色のついた食材を選ぶと、カラダに必要なミネラルも摂取できます。
また、糖質を多く含む野菜(かぼちゃ、とうもろこしなど)、いもを主食(ごはん、パンなど)と一緒に食べるときは、量を調節するように気をつけましょう。
【おすすめ食材】
・玄米(めし)・・・35.6g
・ライ麦パン・・・52.7g
・そば(生)・・・54.5g
・さつまいも・・・33.1g
※すべて100gあたりの値
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