今知っておきたい予防のきほん 正しい「咳エチケット」&「手洗い」とは

医師/虎の門中村康宏クリニック

中村康宏

虎の門中村康宏クリニック院長。抗加齢学会専門医・日本内科学会認定医・産業医・米国公衆衛生学修士。日本で初めてアメリカ抗加齢学会施設の認定を受け、一般内科から、アメリカの最も新しく標準的な予防・抗加齢医療まで、幅広く診療を行う。著書に『HEALTH LITERACY NYセレブたちがパフォーマンスを最大に上げるためにやっていること』(主婦の友社)がある。

今こそ感染症対策に、正しい「咳エチケット」と「手洗い」について見直してみませんか。
予防医学を研究する中村康宏医師に、それぞれのポイントを伺いました。

「咳エチケット」の基本を覚えよう

咳エチケットとは、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをするときに、マスクやティッシュ、袖などを使って、口や鼻をおさえることです。

「咳エチケット」3つのポイント

1.マスクを着用する
マスクをつけるときは取扱説明書を読み、正しくつけましょう。鼻からあごまでを覆い、顔と隙間がないようにつけましょう。

2.ティッシュなどで口や鼻を覆う
マスクがないときは、ティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。ティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。

3.上着の内側や袖で覆う
ティッシュが間に合わない場合は、上着の内側や袖で口と鼻の周辺を覆うようにしましょう。

手で覆うのはNG!
「咳やくしゃみの際、手で口を覆う人もいますが、これはNG。
その手で触ったドアノブや手すりなど周囲の物にウイルスが付着し、それらを介して別の人に感染が広がる可能性があります。
また、手で直接おさえた場合でも、ティッシュを使った場合でも、咳やくしゃみの後には必ず石鹸で手を洗うことを習慣づけましょう」

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咳エチケット」は、特に電車や職場、学校など人が集まるところなどの密度の高いところで注意し、実践することが大切です。

「密閉空間で咳やくしゃみが出そうになったら外に出るようにしたりするなど、ウイルスが飛び散らないようにしましょう。
また、周りの消毒と自分の手洗いに気をつけること。アルコール消毒はもちろん、次亜塩素酸水で空気清浄や加湿をするのも有効です」

正しい「手洗い」をおさらいしよう

咳エチケットと合わせて大切な感染症対策に手洗いがあります。いつもの手洗いで足りないところがなかったか、一度正しい手順を確認しましょう。


「外出から戻ったとき、咳をしたときは必ず手を洗いましょう。手のひらと甲、指の間、忘れがちな手首もしっかりと。手荒れが気になる人は、ハンドクリームを持ち歩き、ハンドケアを入念に行いましょう。
どうしても手が荒れる場合は、石鹸をつけずに、流水で長めに洗うようにするといいでしょう」

感染症予防のために、換気も忘れずに!

他にも私たちが感染症予防のためにすぐやるべきことに、換気があります。

一にも二にも換気が大切。マスクをすることももちろん大切ですが、あくまで、咳エチケットやマスクは人の集まるところでの感染機会の予防とマナーが実質的な意義となります。

感染の可能性は【ウイルス曝露時間×ウイルス濃度】で規定されるため、濃度を薄めることが予防の要です。密閉空間を避け、1時間に1回、3分ほど換気するといいでしょう。

自覚症状だけで、普通のかぜやインフルエンザ、コロナウイルスなどを区別するのは困難です。疑わしい場合は医師に相談を。持病がある人、抵抗力が落ちているときなどは、重症化しやすい場合があります。
ただし、病院に安易に行くのも感染の契機となりうるので、予約診療をする、オンライン診療を受けるなど、病院での待機時間を最小限にすることも大切です」

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